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テーマ:邦画を大いに語ろう!(83)
カテゴリ:映画・邦画
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【この映画について】 今更この映画について書くこともないのだが、鈴木建設社員の浜崎伝助(西田敏行)こと「ハマちゃん」と、社長の鈴木一之助(三國連太郎)こと「スーさん」を中心としたドタバタ喜劇の第16弾だ。 今回はマドンナ役で佐世保のバーの娘、河口美鈴役でドラマ「電車男」でエルメス役を演じる伊藤美咲の美貌にも注目だ。その美鈴の恋人役で長崎営業所社員の久保田達也役を演じるのは金子昇。その他はお馴染みのレギュラー陣に混じって、佐世保の米軍兵士ボブ役にボビー・オロゴンが扮し訳の分からない日本語を連発しハマちゃんを困らせる? 【ストーリー(ネタバレなし)】. 鈴木建設は長崎県の第二西海橋の連結式に出席する為に、社長のスーさんと幹部等と共にこのプロジェクト立ち上げに少なからず貢献したハマちゃんも同行することになっていた。 社長のスーさんはハマちゃんが同行すると聞いて、密かに釣りを楽しめると心を躍らしていた。一方のハマちゃんは長崎と聞いて九十九島で釣りが楽しめると本来の出張の目的も忘れて張り切っていた。スーさん等とは同じ便で長崎入りしたものの、出迎えた長崎営業所の久保田は釣りの弟子とあって到着と同時に釣りに出かける。久保田は自分の馴染みのアメリカン・バーの娘の美鈴に釣り船の手配を依頼していた。そこで米兵のボブと共にハマちゃんは釣りに出かけた。 ハマちゃんが釣りに浮かれている間に、久保田は美鈴を近くの展望台に連れ出して求婚する。久保田には近々本社への転勤が発せられることになっていたので、これを機に求婚したのだった。だが美鈴は幼い頃に母が家出して以来、父の輝男(尾崎紀世彦)と共に生活を共にしてその父が経営するアメリカン・バー「Terry’s Bar」で一緒に働いている。自分が東京に行けば父が一人になってしまうことを悩み、内心では求婚に喜びながらも受け入れるのを躊躇っている。 ハマちゃんは連結式もそこそこに久保田の紹介でこのバーで飲むことになる。バーのある佐世保は米軍海軍基地があり入港の度に、多くの米兵が訪れてバーは活気に満ち溢れる。そのバーでハマちゃんと米兵のボブが意気投合して仲良くなった。ボブが連れて来た同僚と共に飲めや歌えやで大いに盛り上がり、挙句の果てに元歌手だったマスターの輝男とも一緒に歌った。 だがカウンターの一角では、久保田と美鈴が気まずい雰囲気でいた。久保田の求婚に父が理由で返答を窮していたので、久保田はこれを機に勇気を絞って輝男に結婚の許可をもらう。だが輝男はワンテンポ置いて無言で久保田を殴った。唖然とする周囲をよそに店内は騒然とする。 さてここから先は何時ものドタバタ?でもネタバレは出来ないのでストーリーはここまで。輝男に殴られた久保田と美鈴がこの直後に取った行動とは?二人は果たして無事に結婚出来るか?米兵等と飲み明かしたハマちゃんが酔っ払って起きた場所は? スーさんはハマちゃんと釣りを楽しめるか?公開期間は短いが映画館かDVDでここから先は楽しんで下さい。 【鑑賞後の感想】 去年の1000円興行は今年も続いたがストーリーとしては、リストラを扱った去年の方が面白かった。今回はハマちゃんが酔ってとんでもない場所に閉じ込められるのだが、あの部分は余りにも突拍子もない。 ストーリーは伊藤美咲と金子昇の恋愛と、無口な父がそこに絡む方をもっと膨らませても良かったのでは。 今回の作品で逆に良かったのは、冒頭のシーンでの鈴木建設の社歌を警備員から掃除婦から社員役員らが歌うシーンだ。どことなくミュージカル風の振り付けが決まっていてとても楽しそうに演じている。更に、佐世保のテリーズ・バーでの尾崎紀世彦を中心とした歌うシーンでは、尾崎&西田、尾崎&伊東美咲の見事な?デュエットも見所だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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