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2006.01.24
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上映時間:96分公式HP
監督:清水崇
出演:優香(杉浦渚)、香里奈(木下弥生)、杉本哲太(村川忠司)、椎名一平(松村郁夫)、治田敦(大森範久)、三條美紀(大森歩美)、松本まりか(森田由香)、小栗旬(尾西和也)

【この映画について】
Jホラーがハリウッドでも注目されるきっかけを作った清水崇監督の作品である「輪廻」は、実際に起こった凄惨な事件を元に松村郁夫監督の元で映画化するという設定だ。
出演陣には「王様のブランチ」の司会も好評な優香がオーディションで選ばれる無名女優渚役で登場する。その渚を主演女優に起用するワンマン監督松村には椎名一平が演じる。どこかエキセントリックな監督像を演じているのにも注目。
【ストーリー(ネタバレなし)】
映画監督の松村は昭和45年群馬県で起きた凄惨な大量無差別殺人事件の再現を映画化する企画を練るべく脚本を執筆している。この事件では11人もの犠牲者がでた戦後最大級の殺人事件として記憶されている。法医学教授・大森範久は自分の家族も含めて、宿泊客、従業員などを片っ端から殺害し、その模様を8ミリビデオで撮影し最後は自殺した。
この事件を題材に映画の脚本を苦労の末に書上げた松村は、キャストをオーディションで選ぶことに。しかし松村が納得するようなキャストは得られないで居る中で、内気な性格が災いしてオーディションに落ちてばかりいる杉浦渚もその中にいた。事務所のマネージャー村川もその結果を心配する。そして数日後、村川の事務所に一冊の脚本が届いた。
オーディションで松村が唯一気にしていた渚が主演の座を射止めた。他のキャスティングは全体ミーティングで続々と決まり、松村は全スタッフの前で意気込みを語ったのだった。主演に決まった渚だが、彼女の身にはこの役のオーディションを受けた頃から、記憶にない幻覚を度々見るようになり気にしていたが村川には何も見えない。
監督の村松はスタジオでの撮影とは別に、実際の現場にスタッフ以下出演者を連れて行くことになった。当時の現場は今では立ち入り禁止だが許可をもらって現場に入った。この現場訪問は松村の強い希望でスタッフ達にすこしでも感覚を掴む目的で設定された。
この現場訪問には気乗りしないスタッフや出演者もいて、主演の渚もその中のひとりだった。おぞましい事件の現場を見学することになったが、そこでも渚は霊感の強さから幻覚を見ることになる。ミーティング中に尿意を訴えたのでトイレにスタッフを伴なっていった隙に、渚は事件のあった227号室へと自然に足が向っていた。
女子大生の木下弥生は子供のころから奇妙な夢を見続けていた。赤い屋根のホテルが現れて子供の頃の絵にも描いていた。恋人の尾西和也もまともに彼女の相談に乗らない。そこで自分の前世を知ることが出来るという森田由香を紹介する。由香は自分の前世を語り始め、その話を聞いた弥生は自分が長年見ていた夢と共通点があることに気が付く。そこで彼女が取った行動とは…。
撮影はスタジオにもどりセットの中で順調に進んでいた。主演の渚も鬼気迫る演技を見せて松村以下スタッフも高く評価している。だが現場そっくりのセットの中で演技していると、何時の間にか35年前の記憶が蘇りスタジオと現場の区別が付かない状態に陥るスタッフと俳優達。そして35年前の事件が、何時の間にか現在の人間に転生してきて、そこで…。
さて、これ以上書くと映画をこれから観る人へ楽しみがなくなるので、ポイントを少々。
映画のタイトル「輪廻」はここから先にそのハイライトを迎えるがそれは何故?35年前の生き残り、大森夫人は生存しているが彼女の口から語られる事件の真相は?松村がこの事件を取り上げたのは何故か?大森は35年前の事件をフィルムに収めていたが、それを偶然見ることになる村川の衝撃とは?11人の生への執着と輪廻転生との関係は?こうした点を中心に映画館か今後のDVDでご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
清水監督作品ということで期待して観たがその鑑賞後の感想は複雑なものだ。35年前の事件を映画化し、そこで35年前と同様の事件が起きるかも?という設定だ。監督がこの事件にこだわった訳が最後まで解き明かされなかったのと、最後は現実と35年前の過去の事件との境目が分かりづらかった。
更に、転生した経緯や事件との関連性や真相も最後のフィルム再現の村川のシーンで明かされる。優香が度々悩まされた幻影も思わせぶりだったが、彼女の最後の悲惨な姿とどう関係していたのか私には整理出来なかった。ついでまでに優香の演技は、何だかじれったいのかスローモーなのか分からないようでありそれが映画上の(再現映画のなかでの)中で意図されたのかどっちだろうか?
題材はいいのだが、清水監督がそれを処理しきれなかったのではないかと思った作品だった。
【自己採点】(10点満点)
6.5点厳しい採点だが35年前の事件と現在が「転生」で結びつくというのはちょっと強引ではないか?

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Last updated  2006.01.24 21:35:27
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