3877284 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

KINTYRE’S   DIARY~旧館

KINTYRE’S DIARY~旧館

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

kintyre

kintyre

Favorite Blog

◎バイク ジェットヘ… New! natsumi_s_58さん

【選抜高校野球】第… New! 諸Qさん

☆乃木坂46♪35th『チ… New! ruzeru125さん

ライヴ映像 「キャン… New! ken_wettonさん

今回の井原線ウォー… New! まちおこしおーさん

Comments

人間辛抱@ Re:仕事納め(12/29) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
背番号のないエース0829@ ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
collins1313@ Re:私の好きな曲7、バグルスの「ラジオスターの悲劇」(06/05) 初めまして! 青春時代に聴いてまた最近ハ…
kintyre@ Re:映画『アメイジング・グレイス』を観て(03/27) >kaoritalyさん、こんばんは この映画…

Freepage List

2006.02.15
XML
カテゴリ:アメリカ映画
原題:Flightplan(アメリカ)公式HPと特集記事
上映時間:98分
監督:ロベルト・シュベンケ
出演:ジョディ・フォスター(カイル・プラット)、ショーン・ビーン(リッチ機長)、ピーター・サースガード(ジーン・カーソン)、エリカ・クリステンセン(フィオナ)、ケイト・ビーハン(ステファニー)

【この映画について】
40歳になる前に史上初の2度のアカデミー賞を授賞したジョディ・フォスター主演のパニック映画だ。最新鋭旅客機の機内で娘が行方不明になるが、誰も目撃者がいないというまるでヒッチコック映画のようなストーリー性がある。
ジョディ・フォスターの鬼気迫る(迫りすぎ?)母性本能剥き出しの演技、冷静な機長を演じるショーン・ビーン、航空保安官で何故だかカイルを密着マークするピーター・サースガードらの演技にも注目。
【ストーリー(ネタバレなし)】
最新鋭旅客機設計士の肩書きを持つカイルは、ベルリンの自宅のアパートメントで夫が謎の墜落死を遂げ悲しみに打ちひしがれていた。遺体確認の為に変わり果てた姿の夫と霊安室にて対面したジュリアは、何とか正気を保つのに必死だった。
葬儀が済んで明日は棺と一人娘のジュリアと、NYに帰国することになっている。その娘にも母の辛い気持ちが伝染したのか時折不安な表情を見せる。
翌朝、迎えのタクシーに乗り込んで空港に向う時ジュリアが未知のNYに行くことに不安を訴えるがなだめて空港へと向った。
空港に着いて母がカウンターでチェックインをしていた僅かな隙に、振り返るとジュリアの姿が無いことに気が付きパニックに陥る。ジュリアの姿は近くの売店で直ぐに見つかったが、不安定な精神状態の母は娘を叱ってしまう。この短時間の「失踪劇」はまるでこれから起こる事件を予感させる出来事だった...。
親子連れの二人は優先搭乗が認められて一番先に機内に入る。そして機は離陸してNYへと向う。ここ数日の出来事ですっかり疲れていたカイルは、ジュリアとNYでの生活に思いを馳せたあとウトウトと寝てしまう。どの位の時間が経ったか分からないが、ふとマド側の席に目をやるとそこには居るはずのジュリアの姿が見当たらない。
気になって夜間飛行の真っ暗な機内をくまなく捜すが、ファーストクラスまで捜しても一向にジュリアの姿はない。徐々に焦りの色が見えるカイルは、乗務員にも協力してもらうが見つからない。他の乗客に行方を尋ねても、誰も子供の姿を見ていないと冷たく言うだけだった。
乗務員に機内に乗り込むときに姿を見かけたか尋ねても、あるはずの搭乗半券も、地上の搭乗予約もジュリアの痕跡はそこには一切残されていない。
設計士として航空法や機内の様子に人一倍精通していカイルは、コックピットを目指して眼を血走らせながら向った。コックピットのドアを激しく叩くが、機内に乗り合わせていたエア・マーシャル(私服航空保安官)のカーソンに阻止される。
航空法を盾にカイルはカーソンに阻止されながらも、何とかリッチ機長と話す。そこで機長は渋々ながら水平飛行中ながら、「座席ベルト着用」サインを点灯させて乗務員一同ジュリアの捜索を始める。
だが機内の隅々を、更には荷物室までも危険を冒しながらも捜索したが見つからない。その間にリッチ機長は地上と連絡を取った結果をカイルに伝える。その内容は何と、「ジュリアは既に6日前に夫と共に亡くなっている」との驚愕すべき一言だった。そしてそこにはご丁寧に証明書まで添えられていた。
放心状態のカイルだが、機内では「座席ベルト着用」サインの長期化に耐えられない乗客が乗務員やカイルに詰め寄る。
放心状態のまま座席に戻ったカイルだが、機内に乗り合わせていたセラピストとの会話でも気は休まらない。だがふとマドから空を眺めている時、カイルは搭乗直後にジュリアと交した会話の一部を思い出した。その時に、ジュリアがある痕跡を残していた...。
再度意を決してジュリアの生存を確信して捜索を決意するが、カーソンから手錠をかけられており自由が利かない。そこで彼女が考えた一手とは...。
さて、ここから先はポイントだけを記す。果たしてカーソンを欺いて彼女が考えた捜索方法とは?何故、ジュリアの搭乗記録は消えていた?カイルがジュリアの生存を確信した証拠とは?乗務員は何故捜索に消極的だったのか?カーソンは常にカイルを監視するが、その裏には何がある?カイルの夫の死に不審な点があると思っているカイルだが、その根拠は?乗客の中のアラブ人二人組みの関係は?こうした点に注目してご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
この映画のポイントは、ジョディ・フォスター演じる航空機設計士でもあるカイルの強すぎる?母性である。男性には当たり前だが理解出来ないこの「母性」がキーになる。
或る日、愛する夫を不審な事故で失い失意のどん底に陥った彼女が、今度は帰国の途の機内で一人娘まで失いかねない事態に陥る。周囲が一人娘の痕跡が無いことを再三再四伝え、諦めるように説得するがそこには「母」でしか分かり得ない「勘」が働いた。
だが彼女のこの「勘」は結果的に正しかったのだが、何故かを書くとネタバレになるので書かない。それにしてもこの映画は、母娘の関係がテーマなのだがストーリーのラストの余りにも意外な展開には疑問を感じる。
この映画は確かにジョディ・フォスターの強烈な個性(母性)で成り立っているが、何かがありそうなカーソン、何かを隠していそうな女性乗務員、カイルの捜索にウンザリの機長と言った個性的な周囲の役柄やそれを演じる俳優にも拍手を送りたい。
【自己採点】(10点満点)
9.2点ラストの余りにも意外な展開と終わり方が無ければ、満点に限りなく近付いていた。

人気blogランキングへ

[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.Hall And Oates/Best Of Times-Greatest Hits
2.Stuff/More Stuff
3.Spyro Gyra/Catching The Sun
4.The Bliss Band/Dinner With Raoul





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.02.18 23:15:16
コメント(9) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.