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2006.03.20
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カテゴリ:映画・邦画
上映時間:131分公式HP
監督・脚本:西谷弘
出演:織田裕二(野村聡)、柴咲コウ(二宮あき)、佐々木蔵之介(桜井圭太)、和田聰宏(浜岡恭一)、紺野まひる(篠崎貴子)、益岡徹(浅野卓夫)、酒井和歌子(小倉小百合)、石坂浩二(古賀等)

【この映画について】
桂望実原作の人気コミックを、織田裕二と柴咲コウという人気俳優を配して映画化した。
原作は知らないのだが柴咲コウの役は原作とは年齢などの設定が違うそうで、柴咲の年齢と合わせた設定としたようだ。
エリート地方公務員が民間人事交流で三流スーパーに半年間出向して、官民の仕事の進め方に戸惑いながらも何とか存在感を発揮していくことが出来るか?
官の非効率的な仕事が盛んにマスコミでも取り上げられているなかで、この映画でもそうした点を強調して描いている。そうした点を念頭に、この映画を観る前に各人が持っている官と民の違いを整理してから映画館に行けばより一層この映画を楽しく観る事が出来ます。
【ストーリー(ネタバレなし)】
野村聰は小中高大学とエリート街道を歩み常に成績はトップで、K県庁へもトップの成績で入庁した。
そんな野村は今は係長で、県の大型プロジェクト「ケアタウン・プロジェクト」の中心的人物であり県庁期待の星だった。プライベートでは地元の大手建設会社篠崎建設の社長・篠崎(中山仁)の令嬢貴子との婚約中だ。
一方で女子アナ出身の小倉知事のアイデアで、民間との人事交流研修を目玉プロジェクトに据えて若手有望株の職員を7人選抜し、野村もその一員となった。だがその反面、ケアタウン・プロジェクトから一時的に離れることへの不満も持っていた。
野村が6ヶ月の間派遣されることになったのは、三流スーパーの「満点堂」。緊張の面持ちで車で乗りつけた野村だったが、駐車場に停まっている車はなし。店員らは如何にもやる気なさそうにしているし、店内の裏手にはあちこちに商品が散乱していてすれ違うのも窮屈なくらいだった。
店長から簡単な現状の説明を受けたあと、野村の教育係の二宮あきを紹介されたが、野村は二宮がパート店員だと知ると明らかに見下したかのような態度をとり二宮も不快になる。二宮はそれでも野村に対して、2Fの布団売り場を「持ち場」として与える。この時、野村は県庁がそうであったように「マニュアル」「組織図」を二宮に要求し呆れられる。
仕事の進め方で全く考えが噛みあわない野村と二宮のふたり。
二宮も教育係は店長から押し付けられたので、元々気乗り薄だった。店内でも「お荷物」状態の野村だが、そんな状況を見かねて野村を接客には向いてないと判断した副店長の浅野は惣菜を作るキッチンへ移動させられる。
一計を案じた浅野は、キッチンを2つのグループに分けて「高級素材弁当」「廉価な弁当」の売り上げを競わせて一月で成績の良かったグループに報奨金を出すことにした。
だが野村は相変わらず「役所の論理」を持ち込み高級素材にこだり続けるが、浜岡は野村に方向性が違っていると詰め寄り、浜岡以外のスタッフも野村の役所の論理を振りかざしたやり方についていけなくなる。
県庁へ定例の報告会へ出席する野村だが、同僚が活き活きと報告するのに対し野村はどこか暗い。自らのスタイルを頑なに守るやり方が、三流スーパーでは息詰まってきた。そんな折り、野村が自分の出世をかけて引っ張ってきたケアタウン・プロジェクトから外されることになった。と同時にプロジェクトの後ろ盾でもだった篠崎建設の令嬢との婚約も破棄となる。エリート街道を歩んできた野村は、この時初めて挫折を味わう。その野村が真っ先に立ち寄ったのは二宮の自宅だった。だが、その時の様子はどこか異常だった...。
二宮は野村を連れてデパートの地下街(通称デパ地下)へ或る日向った。そこで彼女は二宮に女性の行動心理やパターンを独自の視点で学ばせた。二宮のこうした指摘に目から鱗の落ちる思いをした野村は、これをスーパーの売り場に反映できないかと考える。
さて、ここから先はポイントを述べる。落ち込んでいる野村を二宮は励ましたが、二人の関係は?弁当開発で遅れを取った野村の取った起死回生策の意外なきっかけは?野村は果たして三流スーパーを再生できるか?野村が役所で培った経験が生きる場面がやってくるがそれは何?役所に復帰した野村が取った行動は周囲を唖然とさせるがそれは何か?などに注目し映画館か、今後発売されるDVDでご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
織田裕二と柴咲コウという人気俳優のコンビが、エリート地方公務員と三流スーパーのパートという全く異色の組み合わせが面白かった。
この映画では終始、織田裕二演じる野村が典型的な役人として描いている点が楽しい。それを際立たせる為に、三流スーパーという役所とは全く接点のなさそうな職場と対比させた着眼点は良かった。
実は私はこの映画を観ていて思わず笑ってしまう点が多かった。それは、詳しくは書けないが、実は私の会社もお役所という名の付かないお役所に勤務しているので(これ以上は書けないのでカンの良い人なら分かるかな?)、野村のような人間が周囲にもいるので笑いをこらえるのに必死だった。
エリート公務員が挫折を味わった時の描写、半年間の研修を終えて県庁に戻った時の野村の表情の違いが、ある意味でこの映画の言いたかったことではないだろうか?
お役所という狭い社会で威張っていても、いざ民間会社に飛び込んでいったら学歴やマニュアルの全く無いなかでは無力な公務員は時には惨めでもある。逆はどうだろうか?個人的に知りたい方は、私が体験談を語っても良いですよ...と言うのは半分冗談です。
【自己採点(10点満点)】
8.8点。以外に高い点数を付けたのは、観ていて楽しめた点。映画の基本は観ていて楽しめるかどうかにあるからである。

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Last updated  2008.09.13 11:38:44
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