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2006.03.27
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原題:Walk The Line(アメリカ)公式HP
上映時間:136分
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ホアキン・フェニックス(ジョニー・キャッシュ)、(ジューン・カーター)、ジニファー・グッドウィン(ヴィヴィアン・リベルト)、ロバート・パトリック(レイ・キャッシュ)、シェルビー・リン(キャリー・キャッシュ)

【この映画について】
1950年代に一世を風靡したロカビリー歌手ジョニー・キャッシュの生涯を描いた作品。
この作品ではキャッシュと二度目の妻であり、長年憧れていた歌手でもあるジューン・カーターとの間を主に描いている。ジューン・カーターを演じたリーズ・ウィザースプーンはアカデミー賞主演女優賞、ゴールデン・グローヴ賞など多くの賞を総なめにした。
一方、キャッシュを演じたのはホアキン・フェニックスで劇中でも見事な歌声を披露しているので注目してもらいたい。
ここ数年ハリウッドではこうした伝説のミュージシャンの伝記映画が作られる傾向にあり、どの作品も質が高いがこの作品も同様なのでキャッシュを知らない人にも(私もそうだった)観ていただきたい。
【ストーリー(ネタバレなし)】
1944年、12歳だったキャッシュ一家は父のレイ、母のキャリー、兄のジャックとともにアーカンソー州の失業救済局所有の綿花畑の小作で細々と生計を立てていた。
ジョニーは兄ジャックとともに父の仕事を手伝う日々だったが、一家の家計は何時まで経っても好転せず酒に溺れる父の暴力も度々だった。ジャックは牧師を目指し、ジョニーはラジオから流れてくるカントリー音楽に夢中になっていた。中でもジョニーの憧れは、音楽一家のカーター家の次女ジューンの歌声だった。
そんな或る日、キャッシュ家に悲劇が訪れた。兄ジャックが電動ノコギリの事故で急死してしまう。優秀だった兄の死はキャッシュ家に暗い影を落とした。父はジョニーに面と向って「悪魔は、良い子のほうを奪った」と言い放ち、彼はこれがトラウマとなりショックを受ける。
1954年、ジョニーは2年前に入隊した空軍を除隊し初恋のヴィヴィアンと結婚し、テネシー州メンフィスで新婚生活をスタートさせる。生活の為になれないセールスをするものの、口下手な彼は上手くいかない。そんな彼の息抜きは地元の親しい連中とゴスペルをバンドで歌うことだった。しかしヴィヴィアンは生活が苦しいなかで、夫のそうしたバンド活動には理解を示さなかったので、夫婦間では徐々に心に溝が出来始める。
早急に家賃を払う必然性に追い込まれたジョニーは、街角でサン・レコードのスタジオを発見し「誰でもレコードを作れる」との広告を見つけて強引にレコーディングの約束をプロデューサーのサム・フィリップに取り付ける。
そこで彼は得意のゴスペルを披露したが「時代遅れ」と酷評され、空軍時代の自作曲を熱唱しこれが認められて契約する。
早速、エルビス・プレスリー、カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス(凄いメンバーだ!!)らとツアーに出る。ツアーの最中、彼は憧れだったジューン・カーターと出会い共演し意気投合する。
お互い妻子の居る身であるために、一線を越えることが出来ないでいた。特に、ジョニーは妻ヴィヴィアンとの不和からドラッグに溺れるようになる。そしてステージでジューンと共演の際に、彼女の前夫とのデュエット曲を強要したことでジューンからも嫌われてしまいますます塞ぎこむジョニー。
ジューンとの関係もこれを機に失ったが、6年後に再び二人でツアーに出ることになった。だがやはり二人の関係は上手くいかず、それを悩むジョニーはまたもやドラッグにのめり込み、遂にステージ上で意識を失い挙句の果てにメキシコから覚醒剤をギターケースに隠し密輸した罪で逮捕され音楽界かも妻ヴィヴィアンからも見放される羽目に。
ジョニーがドラッグから抜け出せない状態に手を差し伸べたのもジューンだった。ジューンはジョニーが買った湖畔の小屋に両親と移り住み、ジョニーが麻薬との関係を断てるように、売人が近づけないようにした。こうして禁断症状に苦しむジョニーをジューンは立ち直らせた。
そしてジョニーの元に、一風変ったファンレターが舞い込むようになった。そのファンレターはジョニーを勇気付けるものだったが、一体それは...。
さて、ここから先はポイントだけを。ジューンの献身的な介護で麻薬から抜け出したジョニーとジューンの関係はこの先どうなる?ファンレターの中身とは?ジョニーと父の関係は改善されるのか?ジョニーは音楽界の最前線に復帰できるか?などを中心にご覧ください。
【鑑賞後の感想】
ジョニー・キャッシュのレコードを一枚ももっていない上に、彼の音楽に対しても殆ど予備知識(勿論名前位は知っています)が無い状態でこの映画を観た。伝説のミュージシャンの映画と言えば最近ではレイ・チャールズの生涯を描いた「レイ」が有名だ。
今回の作品でも言える事は、レイ・チャールズもジョニー・キャッシュも決して裕福な恵まれた家庭に育った居ない点。幼少時代から音楽には興味があり、それが貧困から抜け出す手段であったのも共通点。だが、音楽家として有名になってからは、家庭内の不和や麻薬に溺れるあたりは両者ともに共通し、最後には見事に?カムバックする。
そのミュージシャンを良く知るファンがこうした伝記映画を如何に評価したいるのかは知らない。しかし、今回の映画の様にミュージシャン仲間にも評価されるジョニー・キャッシュの人生が波乱に満ちていた(だから映画の題材になるのだが...)ものであったことが理解出来た。
ジョニーを演じたホアキン・フェニックス、ジューンを演じたリーズ・ウィザースプーンの演技も素晴らしかった。ホアキンはアカデミー賞を授賞した訳では無いが、彼のジョニーになりきった演技にも拍手を送りたい。
【自己採点(10点満点)】
8.8点。J・フェニックスの熱唱に敬意を表した点数。

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2.Basia/Basia On Broadway





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Last updated  2008.01.14 14:55:46
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