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テーマ:気になったニュース(30223)
カテゴリ:時事・ニュース 国内
山口県光市のアパートで平成11年4月、会社員、本村洋さん(30)の妻子が殺害された事件で、殺人罪などに問われた福田孝行被告(25)=事件当時(18)=の上告審判決で、最高裁第3小法廷、無期懲役の2審・広島高裁判決を破棄、審理を同高裁に差し戻した。検察側が死刑を求めて上告していた。最高裁によると、記録が残る昭和41年以降、2審無期懲役を不服として検察側が上告した事件で、最高裁が2審を破棄、審理を差し戻したのは、連続4人射殺事件の永山則夫元死刑囚(平成9年執行)などに続いて3件目。
事前の予想では最高裁が今日にも福田被告に対して「死刑」判決を下すとされていたが、無期懲役を破棄し差し戻しとなった。それでも広島高裁での審理やり直しで「死刑」判決が出る可能性が高くなってきた。 12年3月の1審・山口地裁判決と14年3月の2審判決は「犯行態様は計画的とまでは言えない。年齢も(死刑が適用できる)18歳になって1カ月しかたっておらず、内面の未熟さが顕著で、更生可能性がある」と判断し、死刑を選択しなかった。 1、2審判決によると、被告は11年4月14日午後2時半ごろ、光市の本村さん方で妻、弥生さん=当時(23)=の首を両手で絞めて殺害。また長女、夕夏ちゃん=同(11カ月)=を床にたたきつけるなどした上、ひもで絞殺した。 この18歳だった同被告は自分の性的欲望を満たす為に、本村さんの妻を強姦し泣き止まない11ヶ月の赤ん坊まで殺害した。こんなに酷い犯罪を犯しながらも、同被告は反省の色を見せない手紙を知人に送っていた。そして一転して死刑の可能性が報じられると、態度を改めたかのように装っているがこれは「死刑逃れ」の為に誰かが入れ知恵したとしか思えない。 ≪自判してほしかった≫ 「最高裁には、自ら判決を下してほしかった」。刑が確定するまでには、なお時間がかかることが予想される。本村さんは「裁判の迅速化が叫ばれる中、納得できない」と語った。 午後3時、本村さんは濃紺のスーツ姿で、殺害された妻、弥生さんと娘、夕夏ちゃんの遺影を胸に抱え、最高裁第3小法廷の傍聴席に座っていた。視線はただ正面の3人の裁判官に注がれた。 「原判決を破棄する。本件を広島高等裁判所に差し戻す」。判決主文が読み上げられても、本村さんは口を真一文字に結んだまま表情を変えず、微動だにしなかった。 判決後、東京・霞が関の司法クラブで会見した本村さんは、「上告を棄却しなかった裁判所に感謝はしている。しかし『死刑を回避する理由がない』とするなら、なぜもう一度下級審で審理する必要があるのか分からない」と述べた。 その後、先ほど「報道ステーション」に出演していた本村さんは記者会見でのコメントと同様にことを述べていた。その中の一言一言に少年法という壁への無念さと怒りが滲み出ていたのが印象に残った。 1.死刑廃止論には断固反対!=廃止を唱えるなら、「恩赦、仮釈放一切なしの終身刑の導入及び複合刑の導入」を決めるなら話は少しは別。それでも死刑反対には反対だが、米国の様に200年の刑とかの判決があるなるまだしも。そうしたことをせずに死刑廃止論を唱えるのは許せない。そうした人や弁護士は、もし身内が少年に殺害されても「無期懲役と言う名の無罪」に同意できるのか伺いたい! 2.裁判が長すぎる=裁判の迅速化が唱えられながら、審理差し戻しでは再び数年という時間が無意味に流れる。本村さんの気持を考えると余りにも残酷な決定だった。 ←「光市母子殺人事件に関する」話題も探せる! ←西武ライオンズのことならここ ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク [今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.Earl Klugh/Crazy For You 2.Elvis Presley/Elvis 2nd To None お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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