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カテゴリ:野球・西武ライオンズ2006
▼西武 - 千葉ロッテ 7回戦 (西武5勝2敗、長野オリンピック・スタジアム、13:02、19,004人) ロッテ 0 1 0 1 0 1 0 0 0 3 西 武 0 0 0 1 3 0 0 0 x 4 【投手】 (ロ)久保、神田-里崎 (西)松坂、帆足、正津、三井、石井貴、小野寺-細川 【責任投手】 (勝)帆足 4勝2敗 (敗)久保 6勝5敗 【本塁打】 里崎9号(ロ)、カブレラ19号(西)、片岡2号(西) 交流戦の最後のカードである対横浜戦を「予定通り3連勝」で乗り切り迎えたリーグ戦再開の最初のカードが対マリーンズ2連戦。 西武主催ゲームだが、開催球場が長野オリンピック・スタジアムであるのはこの時期ここ数年長野での開催が続いている。長野は西武にとっては縁起の良くない球場としてファンの間では有名だ。 普段は所沢で大部分を観戦するのだが、今回は思い切って長野まで日帰り観戦を挙行することにした。縁起の悪い球場、梅雨による雨天中止を心配しながらも木曜日に切符を事前購入しておいた。 さて、23区の一番西端の駅が最寄りである私としては長野までは長野新幹線が一番便利な交通手段である。下の写真は上野駅に入線してきた新幹線で、09:26発のあさま号である。 長野までは上野から100分程の意外と短い時間で到着します。球場までは1階の5番乗り場から(プロ野球開催時に運航される)直通のシャトルバスで25分で到着(帰りは40分!)します。写真は球場に着いて外から見た外観ですが、花びらをモチーフにしたかのような作りが印象的でした。 さて、試合の方ですが交流戦後最初のカードが首位マリーンズ相手となれば先発は当然松坂ですね。一方のマリーンズは松坂世代で2年目の久保です。彼とは高三春の決勝で関大一との試合で対戦していますが、プロでは初めてだと思います。 その松坂の立ち上がりにナンとアクシデントが発生。先頭西岡にイキナリ四球を与えたと思ったら一死後福浦の時に、マウンドに足を取られたようで暴投。この時に足を負傷したらしく一端ベンチに戻り治療をすることに。この間ブルペンでは急遽帆足と宮越が投球練習を始め慌しい雰囲気に。松坂はその後マウンドに戻り数球投球練習をし試合は再開する。だが福浦に2つ目の四球を与え続くベニーを打ち取ったところで降板。この際に一塁ベースカバーへ走ろうとしたが足がもつれしゃがみこんでしまう。松坂のまさかの降板劇で左打者の多いマリーンズ打線に帆足を登板させる。帆足はまだ肩が出来ていないとみて、マウンドでは規定投球数を超えての投球練習を認めてもらう。 ドタバタしたがこの後帆足が後続を抑え25分間かかった1回表のマリーンズの攻撃がやっと終わる。(やはり長野は鬼門なのか、そんな嫌な予感が私の頭を駆け巡る...) 波乱を感じさせる試合展開は2回に里崎がマリーンズファンが待つ左中間に本塁打で先制。4回にもエラー絡みで1点を失い2-0と西武ファンには不安な展開となってきた。 BUT4回裏に主砲カブレラが豪快にレフトスタンドに放り込み反撃の狼煙を上げると、5回裏には久保の制球が甘くなってきたところを付け込む。久保は中盤に崩れるパターンが多いので、ここで加点しないとスイスイ行く傾向がある。 細川、浩之で作ったチャンスに赤田が見事な犠打で1死2,3塁の場面を演出した。ここで2番・片岡が久保の投球を捕らえてレフトスタンドへ見事な逆転3ラン本塁打を放ち4-2と逆に2点のリードを奪った。片岡の本塁打が出た瞬間、長野のライオンズファンは大喜びでブルーフラッグと拍手が鳴り止まなかった。長野にはライオンズファンが多いのだなと感じた瞬間でした。 結局、帆足は6回途中で正津と交代するまで4回2/3を3失点で松坂緊急降板のあとの登板で試合を作った点は評価するが、投球内容は球のキレはイマイチだった。7回からは三井(星野は信頼を失っているので登板せず)-石井貴-小野寺のリレーでマリーンズの反撃を抑え首位奪還に成功した。 【ヒーロー・インタビューでのコメント】 片岡選手: (守りで)ミスばかりしていたので何とかしたいと思っていました。 (打った手ごたえは)つまっていたので入るとは思いませんでした。 これからも勝ち進んでいきたいと思います! 今日のヒーロー・インタビューは当然片岡選手。打のヒーローは守備ではDH出場だった中島に代わってショートを守ったが、こちらは危なっかしい場面が多かった。特に、最終回の先頭打者の飛球を平尾と追い交錯しそうになりながらも、最後は曲芸のようなプレイでキャッチした。アレを落としていたら無死2塁の可能性があったからね~、片岡クン冷や冷やさせるなよ。 【長野オリンピック・スタジアムについての感想】 やはり普段見慣れていない地方球場での観戦は新鮮な気分でした。ただ長野は当初は梅雨前線の影響で降水確率が70%だったのが、前日にはそれも消えて午後から晴れマークが並ぶ。私の席は内野指定の前から3列目で、もろに太陽光を受ける上にフェンスの手前(ブルペン捕手の前)で観戦には最悪の席。2回表から内野指定でも後方の上部に空席があったのでそこに勝手に移動。西武ドームと違いトイレも眼の前で投手の球筋も観やすかったし、ファールボールも多く飛んできました(取れなかったけど眼の前にライナーが来ました)。 所謂売り子による場内販売はないけど球場前のテントでお弁当を売っているし、内野自由席に通じる所でもテントで弁当やジュース・ビール(カンでの販売)を売っています。ビールは500円で350リットルのです。まあ、それでも飛ぶように売れていました。あ、それとこれは西武主催試合なのでライオンズの応援グッズも売っていますし、ここだけの限定販売であるピンバッジ(700円)も良く売れていて私はこれを買いました。 交通手段は私の場合は書いたように長野新幹線で長野まで行き、シャトルバスで会場に行きました。このバスは行きは25分でしたが、帰りは渋滞もあり40分も掛かってしまいました。それでも試合終了後はバスは次から次へと絶え間なくやってくるのは評価出来ます。料金は往復で1000円です。長野駅との交通手段はこれ位しかないのが玉に瑕で、長野駅には結局17:30頃に到着し、17:48分の新幹線の券を慌しく購入し駅の売店で家族用に「野沢菜」を買いました。 翠の窓口は列をなしていたのでここに並んでいると乗り遅れるので、券売機の方が空いていたので自分で操作して間に合った。 長野のファンの感想は、一つ一つのプレイに正直に反応するので松坂緊急降板の時も「え~、ありゃ~」みたいな言葉にならないような反応が漏れていました。試合は西武がカブレラと片岡の2本塁打で点が入ったときは、所沢以上に?大いに盛り上がっていて西武の興行が定着していると思いました。今日の観衆は19、004人と発表されているので交流戦の17,000人台に比べると入っていた部類に入るので善戦したとの感想を持ちました。 今年は試合観戦をほぼ週末(金曜~日曜)に徹底的に出かけているおかげで、野球以外の趣味に費やす時間が減っているの。インボイス球場以外にも、東京ドームとハマスタにも観戦に出かけ今回の長野と本拠地以外の球場では千葉マリンが残っているかな?あとは、フルキャスト宮城にも出かけたいし、仙台はまだ行ったことのない都市だから一泊して市内観光も兼ねて観戦に行きたい。でも今年はどうかな...。 次の観戦予定は7月1日(土)のインボイスでのオリックス戦。先発は中5日でギッセルかな? 試合の詳細はこちらで 人気blogランキングへ [今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.Air Supply/The One That You Love 2.Gloria Estefan And Miami Sound Machine/Let It Loose お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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