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カテゴリ:アメリカ映画
原題:Pirates Of The Caribbean~Dead Man's Chest(アメリカ)公式HP
上映時間:151分 鑑賞日:8月5日 新宿ジョイシネマ(歌舞伎町) 監督:ゴア・バーヴィンスキー 制作:ジェリー・ブラッカイマー 出演:ジョニー・デップ(キャプテン、ジャック・スパロウ)、オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー)、キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン)、ビル・ナイ(デイヴィ・ジョーンズ)、ステラン・スカルスガールド(ビル・ターナー)、ジャック・ダヴェンポート(ジェームス・ノリントン)、ジョナサン・プライス(スワン提督)、トム・ホランダー(ベケット卿) 【この映画について】 今更何の解説の必要もないだろうが、前回のシリーズ1作目に続く2作目であり既に来年5月に3作目の上映が決定している。 主演はこの映画で一気に幅広い年齢層から注目されるようになったジョニー・デップがジャック・スパロウ役を演じる。彼はこのキャラをローリング・ストーンズのキース・リチャーズを参考にメイキャップや仕草などを参考にしたそうである。 他には「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや「エリザベスタウン」など話題作への出演でいまや人気俳優のオーランド・ブルーム、「キング・アーサー」「ドミノ」「ジャケット」「プライドと偏見」などに立て続けに出演しているキーラ・ナイトレイの海賊ルック?にも注目だ。「ラヴ・アクチュアリー」「ナイロビの蜂」などの出演作があるビル・ナイはグロテスクなマスクが不気味なデイヴィ・ジョーンズ役で出演し強烈な印象を植え付けている。 【ストーリー(ネタバレなし)】 前作で、不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返した孤高の海賊ジャック・スパロウ。 自由な大海原に船出したはずの彼の前に、逃れられない宿命が立ちはだかる。それは、今から13年前のこと…ジャックはブラックパール号の船長となるため、自らの魂と引き換えに、船乗りたちが最も恐れる“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わした。そして今、その“契約期間”は終わり、ジャックの魂を取り立てるため、巨大な闇の力が海底をうごめいていたのだ。 そしてウィルとエリザベスの結婚式の日に二人はジャック・スパロウを逃がした罪で、東インド会社のベケット卿の陰謀により逮捕状を執行されてしまう。 ベケット卿はジャックの持つ「北を指さないコンパス」を取ってくれば放免するとの取引きを提示する。ウィルは早速エリザベスを残したままジャックの行方を捜しに行き、彼の船がシンガポール沖で停泊しているとの情報を得る。エリザベスの方は父であるスワン総督の導きで脱獄し、ウィルの後を追った。ウィルはその情報どおりナンパして砂浜に打ち上げられたブラックパール号を発見するが、ジャックの姿は見当たらない。その島には他に人影が見当たらなかったが、何と散策の途中でジャックが原住民と共に「神」としてあがめられていたことを発見。 ジャックを救出する為に向ったが逆にウィルが捕らえられあわや処刑されそうになる。だが機転を利かし他のブラックパール号の乗組員と一緒に命からがら島を後にした。 ウィルはジャックに向って何故自分がジャックを探しに来たかを語る。だがそんな事は気にも留めないジャックは、エリザベスの窮地を救いたかったら自分と一緒にある所に来いと言う。そのジャックはかつての恋人であるヴードゥ教の預言者ティア・ダルマの住む入り江の奥地の一軒家をブッラクパール号の乗員の一部とと一緒に訪ねる。そこでジャックは牢獄から盗んだ古布に書かれた何の変哲もない鍵の絵をティア・ダルマに見せる。 彼女はその絵を見て即座にそれについて語り始める。それはデイヴィ・ジョーンズの心臓を保管している宝箱(チェスト)であり、その鍵はデイヴィ・ジョーンズ自身が持っているとのことだった。 ジャックは何としてもこの鍵を探したいのだったが... さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。 1.宝箱の鍵はデイヴィ・ジョーンズが何処に保管しているのか? 2.何故、ジャックは執拗に宝箱を狙う? 3.エリザベスとウィルの仲はどうなる? 4.ウィルの出生の秘密が明らかにされるが、一体どういう秘密? 5.ジャックは深海の魔物「クラーケン」から逃れられるか? 等を中心に映画館でご覧下さい。 【鑑賞後の感想】 今回の作品と来年五月に公開される作品と合わせて一つの映画となるので、エンディングも如何にも「次にご期待」みたいな終り方だった。 この映画自体の撮影も本作と3作目をワンセットで収録している。一年間のインターバルを置いてその感にDVD発売などで繋いで、来夏に完結するという流れである。 1作目から3作目までの主要キャラは同じ俳優が演じているので、それぞれの作品での細かい違い(衣装とかメイクとかロケ映像とか等等)を探すのも一興である。子供から大人までの幅広い年齢層をターゲットにした配役にもなっているし、映画の持つ娯楽性も充分に堪能できる作りとなっている。 孤島での命からがらの脱出劇前後に多少の中だるみは感じられるが、カリブ海でのロケ映像も美しいし各キャラの海賊ファッションももう一つの楽しみであった。 次作でどういう風に終わらせるのかを楽しみに一年待ってみたい。 【自己採点】(10点満点) 8.5点。来夏公開の三作目を見ないと採点も難しいので、三作目の印象で本作の点数も変わるかも?この点数はそういった意味も含めての採点でした。 ←是非クリックして下さい 人気blogランキングへ [今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.Bruce Springsteen/Human Touch お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.27 00:48:30
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