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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2006.09.15
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原題:United 93(アメリカ)公式HP
上映時間:115分
鑑賞日:8月26日 新宿武蔵野館(新宿)
監督・脚本:ポール・グリーングラス
出演:J.J.ジョンソン(機長ジェイソン・M・ダール)、ゲイリー・コモック(副操縦士リロイ・ホーマー)、ポリー・アダムス(デボラ・ウェルシュ)、ハリド・アブダラ(ジアド・ジャラ)、ルイス・アルサマリ(サイード・アルガムディ)

【この映画について】
9・11をテーマにした映画は過去にも多く上映されてきましたが、ズバリ、事件そのものを取り上げたのは恐らくこれが唯一でしょう。全米で公開されて日本でも間もなく公開される「ワールド・トレード・センター」は、事件直後に救出に向った消防士の話なので「ユナイテッド93」はハイジャックを直接扱った点が違う。
ポール・グリーングラス監督は実際に遺族に直接面会して、あの時家族とどういうやり取りがあったかを調査した上で脚本化したそうだ。
更に、俳優もオーデイションで選んだ無名で実績のない人たちばかりを選んだ。特筆すべきは当日この事件に直接関わった管制官も出演し映画にリアリティをもたらせている。
時に切なくなるシーンも出てくるが、目を背けずに最後まで観てもらいたい。
【ストーリー(ネタバレなし)】
2001年9月11日。ニューアークの空港は、朝の喧騒に包まれていた。朝のラッシュに巻き込まれ離陸の準備を整えたユナイテッド航空(UA)93便は、40名の乗客を乗せ、サンフランシスコへ飛び立つ。
最初に異常に気が付いたのはボストン管制指令センターだった。管制センターと通信が途絶えていたアメリカン航空(AA)11便の操縦席から「操縦室を制圧した、静かにしろ、空港に戻る」という声が飛び込んできた。この情報は早速NY州の防空指令センターにも伝えられ臨戦態勢がとられた。
その直後、ワールド・トレード・センターに2機の民間機が激突した。その一機がAA11便であり北棟に、もう一機はやはりUA175便が通信不能となり南棟に突っ込んでいった。
その頃、ユナイテッド93便の機内でも、テロリストが爆弾を持って操縦室を制圧。機内は混乱に陥るが、地上で起こっている事態を知った乗客と乗員たちは、わずかな武器を手に立ち上がった…。
他にもAA77便が国防総省に墜落したとの情報も流れ、機内では犯人グループが睨みを利かす中で乗客等は地上と携帯電話で連絡を取って最新の情報を得ていた。
連続ハイジャックがもたらした航空機テロは、やがて全米全土にTV中継で伝えられ管制塔もパニックに陥る。
UA93便の機中では犯人グループの主犯格が操縦席を制圧し操縦桿を握る。一方で乗客たちはこの極限の中で犯人に立ち向かえたのか...。
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.犯人グループに対して乗客等が取った操縦席奪回のための行動とは?
2.極限状況の機中で乗客等が地上の家族と携帯電話で交した会話の中身とは?
3.緊張の走る管制センターが全米の航空機に対して発した通知とは?
4.空軍が要請した究極の手段とは?

などを中心に映画館でご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
映画の題材として実際に起きた事件を取り扱う場合、大抵数十年を経て作品化されるのが一般的だ。しかし、この映画が取り上げたのは今更言うまでもない2001年9月11日に世界を震撼させた事件であり5年前の出来事だ。
事件の再現映画ではあるが、事件の特殊性から生存者がいないのを如何にして映画として再現するかは困難な作業だったとおもう。タイトルは「ユナイテッド93」ではあるが、前半は当日の他の航空機の不穏な動きを管制室での本人たち(当日携わった人物本人が出演)の動きで再現させるアイデアは良かった。だが逆にそのシーンを長く引っ張りすぎているので、もう少し犯人や乗客の人物像に時間を割いて欲しかった。

機内で犯人の目を盗んで家族と携帯電話での会話は聞いていると切なくなってきた。
この辺の会話は遺族との対面調査で浮かび上がった事実を限りなく再現したそうだが、犯人等が自爆することを乗客等が察知し死期が迫っている中での電話は目頭が熱くなった。
人間って肉体はピンピンしているのに、イキナリ自分の意思の働かない状況で死期が迫ると真っ先に家族や大事な人に自分の思いを短い言葉で伝えるのだろう。そして、この理不尽な状況で死期が迫り自分の思いを告げてホッとした表情を浮かべている乗客さえいた。
人間の死って何時訪れるか分からないから、それまでに自分が残してきた足跡を誰かに瞬時に伝えることで自分の魂が地上に残ることを望むのだろうか?拙い文書で上手く表現出来ないが、この映画を観てふとそんなことを思った。
【自己採点】(10点満点)
8.7点。ドキュメンタリー・タッチで構成されているのは事件の性格上これでよかったと思う。出来れば犯人の人物像にも迫って欲しかった。

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Last updated  2008.07.21 13:13:41
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