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2006.10.11
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原題:Lady In The Water(アメリカ)公式HP
上映時間:110分
鑑賞日:10月1日 新宿ミラノ(歌舞伎町)
監督・脚本・制作:M.ナイト・シャマラン
出演:ポール・ジアマッティ(クリーブランド・ヒープ)、ブライス・ダラス・ハワード(ストーリー)、ジェフリー・ライト(デュリー)、ボブ・バラバン(ハリー・ファーバー)、サリータ・チョウダリー(アナ・ラン)、M.ナイト・シャマラン(ヴィック・ラン)、フレディー・ロドリゲス(レジー)、ビル・アーウィン(リーズ)

【この作品について】
『シックス・センス』の1作で、ハリウッドの寵児となったM.ナイト・シャマラン最新作は、監督が2人の娘を寝かしつけるため、即興で語っていた物語から生まれた。
ヒッチコック監督を真似てこれまでも自作に顔を出していた監督が、初めてメイン・キャラクター(作家のタマゴ役)で登場。退屈な日常に突如として不可思議な存在が現われ、ごく普通の市民が奇跡を体験する筋書きは、『未知との遭遇』を彷彿とさせる。
舞台となるフィラデルフィアのアパートには何の変哲もないが、そのすべてが一から組まれたセットだとか。住民の構成が韓国系、南アジア系、ヒスパニック系、イタリア系ら構成されているのにも興味深いし職業もバラバラである。
住民の個性まで伝えるインテリアに、是非ご注目を。主演は『シンデレラマン』でオスカー候補となったポール・ジアマッティ、『ヴィレッジ』で一躍注目を浴びたブライス・ダラス・ハワード。ちなみに彼女、ロン・ハワード監督と女優シェリル・ハワードの娘というサラブレッドだ。
【ストーリー(ネタバレなし)】
フィラデルフィア郊外のアパート。住み込みの管理人クリーブランドは、日々雑用や修繕に明け暮れひっそりと生きていた。
クリーブランドは住民からの通報で19時以降は利用できないはずのプールで、何者かが泳ぐ音を聞いたと言われプール脇の管理人小屋に住むクリーブランドは注意していた。
そんなある夜、中庭のプールに女性が潜んでいたのを発見したクリーブランドは、彼女を自室に連れ帰って休ませる。蒼白い表情をしたまだあどけなさの残る美しい彼女が一体どこからやってきたのか、何者なのか、“ストーリー”という名前以外は何もわからない。

[謎のアパート住民たち]

●冴えない管理人
●未完成の小説を放置したままのラン兄妹。因みに兄役は監督自身。
●西海岸から単身引っ越してきた、恋愛映画が嫌いな映画コラムニストのハリー・ファーバー
●女子大生チェ・ヨンスンと英語の喋れない母二人で暮らす韓国人親子
●アパートの階段でトレーニングするのが日課だが管理人に注意されるレジー
●アパートの主的存在のリーズ氏。管理人の過去を知りTVをこよなく愛する。
●元小説家で今は動物好きのベル夫人
●禁煙のアパートで喫煙する体型の違う5人組
●クロスワードパズルを解くのが趣味のデュリー氏と幼い息子のジョーイ。ジョーイが以外にも鍵を握っている?
●何かと管理人をこき使うバブチック夫妻
●スペイン語を母国語とする虫嫌いのデ・ラ・トーレ一家


その謎を解く鍵は、意外なところにあった。韓国人の女子大学生チェ・ヨンスンの母が語る祖母から聞いた東洋の伝説に、彼女が奇妙なほど合致していたのだ。伝説によると彼女は有る出会いを果たしメッセージを伝えるために、ある場所に現れそこから帰っていくという。そしてそのメッセージを託すと、ある気象条件の下に彼女は再び帰るのだが彼女の存在を抹殺する勢力が常に狙っている。そして彼女を魔物から守れるのは「守護者」だけなのだが超能力を持つ彼女の「守護者」は果してアパートの住民にいるのか?
チェ・ヨンスンの母は英語が話せず娘が通訳するのだが、果して母はこの伝説の全貌を正確に記憶しクリーブランドら住民に伝えられるのか?そしてすべては、伝説通りに動き始める……。
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.ストーリーを匿っていたクリーブランドの意外な過去とは?
2.クリーブランドの長年の癖がストーリーと一緒にいる時は不思議と直るがそれは何?
3.ストーリーを無事に帰すには不思議な能力を全て兼ね備えている人物が必要だがそれは誰?
4.住民等のストーリー救済計画は実るか?
5.ストーリーを狙う魔物「スクラント」の正体とは?それらは何処に潜んでいるのか?
6.クリーブランドがプールに潜り、そこで発見したストーリーの住みかの謎とは?

等を中心にシャマラン独特の世界は映画観でご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
私が鑑賞したシャマラン監督作品は「サイン」「ヴィレッジ」に続いて三作目だが、何れの作品も他の監督作品とは類似性を感じさせない独自の世界を良くも悪くももっている。
この監督の個性をどう評価するかは各人の持つ映画観とも関わってくるので、この手の作品が好きな方には高得点?が入るかな?しかし、シャマラン監督の特徴を掴んでいないと単に「凡作」としか映らないだろう。
個人的にはポール・ジアマッティがこの作品で果たしている役割は大きかった。彼の過去については途中までは全く語られないのだが、あるとき彼には語りたくも無い過去があったことが知れる。今の彼の演技はどんな作品に出ても個性を発揮し作品の中で重要な役割をさり気無く演じてくれるので、監督してはこういう役者がいると心強いだろうね。
ストーリー展開的にはシャマラン監督らしさが随所に発揮されていた。フィラデルフィアが舞台なのは何時もの通りとして、今回はアパートを小さな国家或いはコミュニティとして捕らえていて多人種が住む空間として位置づけたのはアメリカの縮図でもあるからだ。
その中で韓国人留学生の母が語る東洋の物語が鍵を握るのだが、語る母が英語が全く出来ないというのも面白かった。
ただし、不満な点は水の精ストリートの現れ方と水中での生活についての記述の少なさと、彼女を狙う存在の背景などについては説明不足と感じた。それに加えてラストのオチは一転しておとぎ話的だったなと、このエンディングで良かったのか疑問は残った。
俳優では水の精ストリートを演じたブライス・ダラス・ハワードの蒼白い表情のメイクと演技は難しかっただろうが、しっかりとこなしていた。前回の「ヴィレッジ」出演もシャマラン監督作だったので、次回はどういう役で他の作品に出るか注目したい女優だ。
【自己採点】(10点満点)
7.1点。シャマラン監督らしさは発揮されていたのだが、前述したように終わり方ってあれで良かったのかなと感じた点がマイナス点でした。

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Last updated  2006.10.15 17:43:38
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