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2007.07.01
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カテゴリ:アメリカ映画
48.アポカリプト
■原題:Apocalypto
■製作年・国:2006年、アメリカ
■上映時間:138分
■鑑賞日:6月23日、新宿オデヲン座(歌舞伎町)
■公式HP:ここをクリックして下さい
□監督・製作・脚本:メル・ギブソン
□脚本:ファラド・サフィニア
□製作:ブルース・デイヴィ
□音楽:ジェームズ・ホーナー
キャスト

◆ルディ・ヤングブラッド(ジャガー・パウ)部族長の父を誇りに思う心優しきハンター
◆ダリア・エルナンデス(セブン)ジャガー・パウの妻で一児の母で二人目を妊娠中
◆ジョナサン・ブリューワー(ブランテッド)ジャガー・パウの親友で狩りの仲間
◆モーリス・バードイエローヘッド(フリント・スカイ)村の部族長でジャガー・パウの尊敬する父
◆ラウル・トルヒーヨ(ゼロ・ウルフ)マヤの傭兵軍団の冷血なリーダーで村を組織的に襲う
◆ヘラルド・タラセーナ(ミドル・アイ)傭兵集団の一員だがリーダーの強権的な姿勢に内心反発している
◆フェルナンド・エルナンデス・ペレス(マヤの高僧)マヤの高僧として皇帝の前で血の儀式を執り行う

【この映画について】
『ブレイブハート』や『パッション』で、監督として人々を驚きに満ちた世界へと誘ったメル・ギブソンの最新作。
後期のマヤ文明を舞台に、1人の男の戦士としてそして家族を大事にする勇士として描いていく。当時をリアルに再現すると同時にセリフも全てマヤ語で撮影され、リアリティあふれる映像を作り上げた。後半の躍動感あふれる追跡シーンは手に汗を握る。
そしてこの映画の出演者は全て無名の俳優で固められているが、その出演者はマヤ人を思い起こさせるようなネイティヴ・アメリカンの血を引いた俳優が多く起用されている点にも注目したい。
【ストーリー】(ネタバレなし)
マヤ文明後期の中央アメリカ。ジャガー・バウは部族長の父や妻、幼い息子、仲間たちとともに平和な日々を送っていた。ジャングルで狩を集団でしながら森の恵を受けながら幸せな集団生活を営んでいた。或る日、ジャングル内で別の村の集団が憔悴した表情で彷徨っているときに遭遇した。村人達は村が襲撃されて逃げてきたところだと言って再び森の中に消えていった。
ジャガー・パウらは狩りを終えて村に戻る。しかし明方になってその平和は突然崩れ去ってしまう。村がマヤ帝国の傭兵に急襲され焼き討ちされたのだ。
目の前で父を殺されたジャガーは、咄嗟に村の深い井戸の中に妊娠中の妻子を隠した。「見捨てないで!」と懇願する妻のセブンを置いてジャガー・パウらは捕まってマヤ帝国の中心部へと送られる。過酷な移動で何人かが命を落としたが、傭兵集団のリーダートルヒーヨの指揮の下で各地で捕縛された人間が奴隷として売り買いされる都会へと移送された。
街に辿り着くとそこでは同じ村の女達が奴隷として売られていってのを見て怒りに震えるが、捕らわれの身のジャガー・パウらにはどうすることも出来ない。そして、彼ら男達の運命は余りにも過酷なものだった。
マヤ帝国は国家維持の政策として、干ばつを鎮める儀式を多くの国民等が見つめる前で行うのが常だった。その儀式はピラミッドの頂上で王族が見守る中で大司祭の手で行われる。それは石の台を背に乗せられて司祭がその場で生贄として連れられてきたジャガー・パウら村人達の心臓を一掴みし首を切断する野蛮な儀式だった。一人ずつ仲間等が生贄として命を落とすと、ピラミッドの下ではその様子を興奮状態で待ち受ける民衆らが我先と生首へ殺到する。
そして遂にジャガー・パウが生贄になる番がやってきた。親友のブランテッドは「よい旅を」と声をかける。だがその瞬間、空の色が変わりざわめきが起こるのだった。儀式は慣例により中止になったが、残ったジャガー・パウらには更なる過酷な運命が待ち受けていた。
それは、生贄として連行してきた傭兵たちにより「人間狩り」の標的とされる運命が待っていた。運良く逃れればトウモロコシ畑から逃げる事も可能だが、それは余りにも確率の低い逃げ場だったのだが...
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.儀式が中止になった空の色の変化とは一体何のことか?
2.ジャガー・パウらは人間狩りから逃れられるのか?
3.ジャガー・パウの心配の種である、妊娠中の妻子らの安否は?
4.マヤ帝国の安定は生贄で得られたのか?

などを中心に是非映画館でご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
メル・ギブソン監督が全てのセリフを「マヤ語」で通した歴史エンターテインメント映画と言うのだろうか。今回の脚本を書くに当たって当然ながら当時の歴史をリサーチしたそうだが、ストーリーの中心となっている「村襲撃」「人身売買」「生贄の儀式」などは実際にマヤで行われていたのは定説となっている。
しかし映画ではそうしたシーンをあまりにも生々しくCGを使わずに特殊効果で再現していたので、映画慣れしている私でも正視に耐えないシーンも度々登場する。特に、生贄の儀式は生々し過ぎるね一応スクリーンからは目を離さなかったが愉快なシーンでない事は確かだった。
そうした残酷なシーンが強調される場面もあるが、やはり、幾ら歴史を題材にした映画言えどもそこはハリウッド映画。オープニングからラストに至るまで、やはり家族愛が強調されていた。ジャガー・パウが尊敬する父の話、ジャガー・パウを含む村人達の家族愛の強さが最後まで貫かれていた。家族愛と言えば、傭兵を率いるリーダーであるトルヒーヨも実は最後は家族愛を胸に秘めた行動を貫くのだった。
こうしてマヤを題材にした映画ではあるが、終始「家族愛」を貫いていたのだった。
【自己採点】(100点満点)
78点。CGに頼らない制作方法は良しとするが、風景の変化に乏しいのでこの点数にした。

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Last updated  2007.07.01 22:19:47
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