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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2007.07.28
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カテゴリ:アメリカ映画
54.フリーダム・ライターズ
■原題:Freedom Writers
■製作年・国:2007年、アメリカ
■上映時間:123分
■鑑賞日:7月21日、シャンテシネ(日比谷)
■公式HP:ここをクリックしてください
□監督・脚本:リチャード・ラグラヴェネーズ
□製作:ダニー・デヴィート、マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェア
□製作総指揮:ヒラリー・スワンク
□原作:フリーダム・ライターズ、エリン・グルーウェル
□音楽:マーク・アイシャム、ウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)
□編集:デヴィッド・モリッツ
キャスト

◆ヒラリー・スワンク(エリン・グルーウェル)弁護士志望だったがロス暴動を機に教職を目指す
◆パトリック・デンプシー(スコット)エリンの夫で妻の教員になる夢を後押しし理解していたのだが
◆イメルダ・スタウントン(マーガレット・キャンベル)学校の教科長として絶大な影響力を持つ保守的な人物
◆スコット・グレン(スティーヴ)エリンの父で彼女の教員志望に不安を覚える
◆エイプリル・リー・ヘルナンデス(エヴァ)コンビニ襲撃事件の目撃者となり証言を躊躇う
◆アントニオ・ガルシア(ミゲール)クラスでは目立たない存在だったがあるときを境にクラスが一つになる
◆ディーンス・ワイアット(ジャマル)黒人生徒であるとき彼を馬鹿にするかのような出来事が起きて...
◆ガブリエル・チャヴァリア(ティト)ジャマルを馬鹿にする絵を描きエリンに激しく叱責される

【この映画について】
『ボーイズ・ドント・クライ』、『ミリオンダラー・ベイビー』で二度のアカデミー主演女優賞という輝かしい実績を持つヒラリー・スワンクが初めて製作総指揮を執った。テーマはロス郊外に実在する高校を舞台とした感動の実話。新任教師、エリン・グルーウェルは弁護士志望だったがLA暴動に接し「現場から変えてみせる」と理想に燃えて教壇に立つが、想像を超えた人種間対立の根深い生徒たちの現実を目にし、勉強以前の問題があると確信。
学校側の理解が得られないと判ると、授業後、生徒のためにアルバイトをし、ポケットマネーで彼らが共感できる題材の本を買い与えた。
周囲から孤立しながらも生徒たちに体当たりで怯むことなく自分の信念を貫くことでやがて生徒たちとの信頼関係を築いてゆく。その反面家庭では夫との不和も表面化するなど、苦悩の日が続く様子も描いている。
【ストーリー】(ネタばれなし)
1994年、ロス暴動から2年が経過し様々な人種が通うウィルソン高校203教室に、新任の国語教師エリンが赴任した。エリンは弁護士志望だったが、ロス暴動を機に学校の現場レベルから変えていくべきだとの思いを胸に秘めて教師の道を選んだ。
初登校日、教壇に立ったエリンを完全に無視し、喧嘩を始める生徒たち。これまで、家の中でも外でも危険に晒されて生きて来た生徒たちに、真珠のネックレスをした支配階級の白人教師は敵でしかなかった。それでも彼女は授業に若者に人気のラップを取り入れたり努力を重ねてゆく。
そんなある日の授業中、ラテン系のティトが黒人のジャマルを馬鹿にしたような絵を描きそれを没収したエリンは烈火の如く怒った。エリンは第二次大戦のホロコーストが人種差別から始まったことを説いた。しかしホロコーストのことを知らない生徒のために「アンネの日記」を教材とすることを教科長のキャンベルに相談するが、彼女はそんなことは無駄だとして取り合ってくれない。
エリンは自費で購入することを決意し、そのために、ホテルとデパートの下着売場でアルバイトすることを決意するが夫のスコットは色よい返事をしなかった。
エリンは、自分の小遣いで生徒全員にノートを買い与え、自分のことを書くように伝える。書く事を覚えた生徒たちは、エリンに少しずつ心を開いていく…。自分の生い立ちのことや悩みや仲間のことなど生徒たちはノートを通して本音を語るようになっていった。
数週間後、アルバイトで貯めたお金で生徒たちをホロコースト博物館へと父にも手伝ってもらいながら連れて行ったエリン。死と隣り合わせの環境で生活をする生徒たちが、博物館での見学で明らかに意識が変わった。夕食ではホロコーストの生存者を招き体験談を聞かせた。
「アンネの日記」を読んだ生徒たちは自分たちでアンネをかくまったヒースさんに手紙を書いて学校に招待したいと申し出た。生徒たちの意思が変わっていくことに満足感を覚えるエリンだったが、学校にのめりこむエリンに対し夫のスコットは疎外感を感じていくようになり遂にエリンにある決心を伝える。
一方で、クラスのエヴァが目撃者となったコンビニ襲撃事件の裁判での証言の日が近づいてきたが、彼女は父親の言いつけと仲間との関係を天秤にかけ悩む。
そのころ、高校2年生を教えてきたエリンに3年生を教えるにあたり障害があることが分かり、生徒たちは学校にある行動をとるのだったが...。
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.生徒たちは果たしてヒースさんをオランダから招待することが出来るのか?
2.ホロコースト博物館で生徒たちは一体何を感じてきたのか?
3.エリンが夫スコットから伝えられた「決意」とは?
4.エヴァが証言するに際し守ろうとしている父からの言いつけとは?
5.エリンの何が原因で3年生を教える障害になっているのか?

などを中心に公開館は限られていますが是非映画館でご覧ください。
【鑑賞後の感想】
この実話の映画化とされるこの映画を観て、アメリカでの人種対立の根強さが学校にまで及んでいると改めて感じさせられた。
学校をテーマにした映画は数多く製作されているが、このLA郊外の高校を舞台にして本作でも白人教師のエリンが最初は生徒から受け入れられないところから始まる。それでも高い志を持ってこの高校を選んだエリンは保守的な教科長の横槍にもめげず、自分の信念を貫く姿は教師のあるべき姿を訴えているようだ。そのエリンも家庭では夫の気持ちが彼女から離れていくことだけはストップ出来なかった。
そんな情熱的な高校教師役をアカデミー賞2度受賞のヒラリー・スワンクがここでも好演している。彼女は製作総指揮としてもこの映画に関わっていて、この映画特にエリン役に懸ける情熱は物凄いものがある。他では現在公開中の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」でアンブリッジを演じるイメルダ・スタウントンの、保守的な教科長役も見事にはまっている。
更に、生徒たちを演じる若手俳優たちも役どころをよく理解したうえで映画に臨んでいるように感じた。
最後にこの映画はMTVが製作に関わっていることから、BGMもMTV映画らしくヒップホップ系の音楽がふんだんに使われているが映像とは見事にマッチしている。
【自己採点】(100点満点)
87点。生徒たちの心境の変化や、それを取り巻く大人の世界の描きかたなどどれを取っても退屈しない映画だ!

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Last updated  2007.07.29 20:46:59
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