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カテゴリ:野球・大リーグ
米大リーグ、ピッツバーグ・パイレーツは桑田真澄投手(39)に当地の本拠地球場、PNCパークでのメッツ戦の開始前に戦力外通告した。球団が発表した。 桑田は現役続行、引退などの去就について明言を避けたが、上位球団が優勝を争い、下位球団が若手に切り替える時期を迎えたことから、獲得に乗り出す大リーグ球団はないとみられる。 昨年限りで巨人を戦力外になった桑田は、長年の夢だった大リーグを目指し、マイナー契約でパイレーツに入団。大リーグ昇格目前かと思われた3月末、不運にも家族がスタンドで見守る前で、オープン戦で3塁ベースカバーへ向かった際に球審と激突して右足首の靱帯(じんたい)を損傷する重傷を負った。 だが、リハビリをへて大リーグ昇格を果たし、6月10日にヤンキースタジアムでメジャー初登板を実現させかつての同僚だったゴジラ松井との対戦も実現した。 マイナーからメジャーへ緊急昇格したころは、ストレートの制球も良く彼独特の落差の大きいカーブも有効だった。だが、対戦を重ねていくうちに相手も桑田を研究し生命線だったカーブも痛打されるようになっていった。 約2カ月間に中継ぎで19試合に登板。好投もあったものの、後半戦は制球の甘さから痛打される場面が目立っていた。大リーグ成績は19試合に登板して0勝1敗、防御率9・43。念願だったメジャー登板は実現したが、勝利投手にはなれなかった。何度か勝利投手の権利を掴んでいたが、後続の救援投手が失点するなどで「1勝」は手に入らなかった。 桑田のこの年齢(39才)でのメジャー挑戦に対し、「どうせ無理!」と言った空気が支配していたがオープン戦、マイナー登板で「実績」を積んだ上での昇格は立派だった。 桑田のこの経験は、今後、彼の野球人生においても必ずプラスになるだろう。この時期の「戦力外通告」は事実上の「解雇」に等しく、他球団からのオファーを待つにしても非常に状況は厳しい。 桑田のコメントはこちらでご覧ください ←「桑田戦力外!」関係のブログ満載! ←西武ライオンズやプロ野球のことならここ ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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