|
カテゴリ:日本シリーズ、交流戦、球宴、国際試合
星野ジャパンが2008年北京五輪への切符をつかんだ。 台中の洲際棒球場(インターコンチネンタル球場)で行われたアジア野球選手権決勝リーグで、日本代表は地元の大応援を背に頑張る台湾に10―2で逆転勝ちし3連勝。2大会連続の優勝で、五輪出場権を獲得した。なお、MVPは首位打者でもある阿部(読売)が獲得した。 日本は一回に新井(広島からFA宣言し阪神へ移籍)の適時打で先制。この打席で新井は腕に投球が当たったが「死球」と判定されず(ファウル扱い)、打ち直しで鮮やかな先制タイムリーを放った。この回には他にも青木の1塁での微妙な判定など、明らかに「誤審」と断言出来る判定が続出し嫌なムードが漂ったが、新井はそれを全て振り払う見ごとな一打だった。 六回に陳に逆転2ラン本塁打をダルビッシュが浴びて一度は台湾に逆転されたものの、七回にサブロー(千葉ロッテ)のスクイズで同点、西岡(千葉ロッテ)の右適時打で逆転と、打者一巡の猛攻で一挙6点。 村田死球(背中にドスンと直撃) 稲葉の右前安打で村田二進(村田の代走宮本) 里崎の投前バントで送球が野選となり宮本三進、稲葉二進。 転がったが宮本の気迫のスライディングで台湾の3塁手の足を払い野選を誘って無死満塁! (投手耿伯軒) 大村(サブロー)の投前へのスクイズで宮本生還、稲葉三進、里崎二進し同点2-2 西岡(TSUYOSHI)の右前安打で稲葉生還、里崎三進!逆転だ!!!3-2 (投手倪福徳) 川崎の左前安打で里崎生還、西岡二進4-2 青木の四球で西岡三進、川崎二進 (投手曹錦輝) 新井の右前安打で西岡生還、川崎三進、青木二進5-2 阿部の左前安打で川崎、青木生還、新井二進7-2 宮本左飛 稲葉の死球で新井三進、阿部二進 里崎三振 この7回は6回裏に陳の本塁打で逆転されて日本チームが目覚めた!先頭の村田が死球で出塁してからは各打者がつなぎの気持ちを持って打席に入っていた。 誰も自分勝手に大振りする打者は皆無で、逆方向への流し打ちで繋いで繋いだ結果が「6点」を生んだのである。 そして九回には青木の2塁打に続いて新井の右2ランなどで加点。集中力を失った台湾から日本代表は10点を奪い第1回のロス大会(金メダル)からの連続出場を決めた。 パ・リーグMVP右腕の先発・ダルビッシュ(北海道日本ハム)が7回を2点に抑え、最後は藤川(阪神)、上原(読売)へと繋いで締めくくった。 第1試合では韓国がフィリピンに13―1で七回コールド勝ち。この結果、2位・韓国、3位・台湾、4位・フィリピンとなった。韓国と台湾は来年3月に台湾で行われる世界最終予選にまわる。 ★日本・星野監督の話 これでゆっくりシーズンオフが過ごせるかな。一発に頼らず、つなぎ、つなぎで、選手たちが日本野球の底力を見せてくれた。これからが大変だと思うけど、金メダルを目指して頑張る。 ☆長嶋茂雄アテネ五輪日本代表監督 「ほっとしたというのが正直な感想です。日本代表はすきのないトータルベースボールの持ち味を発揮した。監督、コーチ以下選手諸君のピリピリした集中力が伝わってきた。僕も肩が凝りました。しかし、こういう疲労感は最高だ。とにかく良かった。来年の北京ではおめでとう、と言える成果を挙げてください」 ☆ソフトバンク・王貞治監督(WBC日本代表監督) 「7回の攻撃が見事だった。みんな反対方向に打ち返し、執念を感じた。スクイズのサインもそうだし、それに応えた選手も見事だった。1回も負けられない重圧があったと思う。五輪もこういう気持ちで戦えば、きっとまた同じ感激を味わえると信じている」 ←「星野JAPAN、北京五輪出場!」のブログ満載! ←「涌井フィリピンを1安打に封じる!」関係のブログはこちらでどうぞ! ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本シリーズ、交流戦、球宴、国際試合] カテゴリの最新記事
|