3887299 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

KINTYRE’S   DIARY~旧館

KINTYRE’S DIARY~旧館

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

kintyre

kintyre

Favorite Blog

昨日のモーニングシ… New! 真壁 正さん

◎新品 エレキギター … New! natsumi_s_58さん

☆ドバイで負傷の”ル… New! ruzeru125さん

【感動】『なごり雪 … New! ken_wettonさん

「渋沢栄一ゆかりの… New! まちおこしおーさん

Comments

人間辛抱@ Re:仕事納め(12/29) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
背番号のないエース0829@ ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
collins1313@ Re:私の好きな曲7、バグルスの「ラジオスターの悲劇」(06/05) 初めまして! 青春時代に聴いてまた最近ハ…
kintyre@ Re:映画『アメイジング・グレイス』を観て(03/27) >kaoritalyさん、こんばんは この映画…

Freepage List

2008.02.14
XML
9.アース(字幕版)
■原題:Earth
■製作年・国:2007年、ドイツ・イギリス
■上映時間:98分
■日本語字幕:風間稜平
■鑑賞日:1月19日、六本木TOHOシネマズ(六本木)
■公式HP:ここをクリックしてください
アース.jpg
□監督・脚本:アステア・フォザーギル
□脚本:デヴィッド・アッテンボロー、マーク・リンフィールド、レスリー・メガヒー
□製作:アリックス・ティドマーシュ、ソフォクレス・タシオリス
□撮影:リチャード・ブルックス・バートン、アンドリュー・シラビーア、マイケル・ケレム、牟田俊大 他
□編集:マーティン・エルスバリー
□録音:ケイト・ホプキンス
□音楽:ジョージ・フェントン
キャスト(動植物たち)


◆北極クマ
◆アフリカ象
◆ザトウくじら
◆アムールヒョウ
◆ホッキョクギツネ
◆ニシマショウカジキ
◆ヒヒ
◆極楽鳥
◆ケープバッファロー
◆ミナミアフリカオットセイ
◆トナカイ
◆チーター
◆チンパンジー
◆マイルカ
◆アネハヅル
◆キリン
◆ライオン
◆ホオジロザメ
◆セイウチ
◆シマウマ...その他

【この映画について】
海洋ドキュメンタリー映画「ディープ・ブルー」のスタッフが贈るかつてない命への旅がここに映し出される。
氷の大地から熱帯雨林、ツンドラの森、北極の海、深海にまで至るまでの荘大な地球規模のナビゲートをしてくれる動植物たち。かつて見たことの無い雄大な映像とそこに映し出される自然の過酷さをスクリーンから感じ取ることが出来る。
このスケールの大きい地球の自然の映像にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のフル・オーケストラの音楽が迫ってくるかのような自然美を感じさせる。
製作5年、撮影日数のべ4500日、ロケ地日本を含む全世界200箇所以上から最新カメラの技術を駆使して集められた奇跡の映像には驚きの連続を味わえる。
【ストーリー】(ドキュメンタリーのためネタばれです)
50億年ほど前、巨大な小惑星がまだ若かった地球に衝突。その衝撃は計り知れず、地球そのものを23.5度も傾けることに。
しかし、この衝突は大惨事となるどころか、“生命の星・地球”の誕生に大きく貢献することになった。この傾斜がなければ、今のような多種多様な地形、美しい四季の移ろいすらなかっただろう。そして、生命が生息するための完ぺきな条件もそろわなかったのだ。

カナダでは大地そのものが動いているように錯覚する300万頭ものトナカイの群れと、その大群を追うホッキョクオオカミの集団。牧草を求めて彼らの移動距離は約3200キロにも及ぶことも。
撮影クルーは、チームプレーでトナカイを連携して追い詰める狼の狩りを、高性能超望遠レンズを駆使して上空から撮影した。

さらに南下し、針葉樹林帯を過ぎると、太陽の恵みを受けた広葉樹林帯が広がる。そして、奇跡としか言いようがない“吉野桜”の開花の瞬間に思わず息をのむ。

続いて、赤道地帯。1日12時間も日光が降り注ぐ熱帯雨林地球上のわずか3パーセントの面積に、全地球上の動植物の半数以上がひしめきあう。見たこともない動物たちが繰り広げるユニークな求愛行動も見逃せない。まさに、生命の饗宴だ。

一方でアフリカ南部のカラハリ砂漠では砂漠を灼熱の太陽が照らす。そこではアフリカゾウの群れが食料と水を求めてオカバンゴ大湿地帯を目指す。ところがその道中は過酷だ。道案内役の象を先頭に隊列を組むが、この隊列について行けなくなる象も現れる。
無事に水溜りを見つけるが、そこはライオンの群れと分け合う緊張の中での水のみだ。昼は象が優位だが、夜になるとライオンの群れの方が優位にたち、大人の象たちは小象を群れの中心で守りライオンの狩りから身を守る。

最後に、海の中でザトウクジラの親子に出会う。2頭の親子はは6000キロを超える大移動へと旅立つ。この親子にその後、どのような苦難が待ち受けているのだろうか?
【鑑賞後の感想】
以前観た「ディープ・ブルー」でもその映像の美しさとダイナミックさに感嘆したが、今回も長期間ロケで集めてきた映像は目から鱗が出るものばかりだった。
「ディープ・ブルー」は海の中の映像が中心だったが、今回は、地球上を北極圏から南極までと主に地上での生の営みを見せてくれる。勿論、海の中での映像もたっぷりと見せてくれる。
そして常にそこにあるのは生存競争の過酷さだ。時に、自然の驚異に晒され命を落とすことや、天敵に襲われることで命を狙われるのだ。

そうした生存競争とは別に、ホッキョクグマの親子の生への映像はある意味でもっと過酷だ。
地球温暖化が叫ばれている昨今だが、温暖化に伴い北極を覆っている氷が解け始めているとの指摘は何度も聴かされる。ここでは実際に氷が解けてホッキョクグマの狩りに支障が生じ、長期間に渡ってアザラシなどの餌を得ることが出来ずに空腹のままでいる姿は痛々しい。更に、氷が解けることはホッキョクグマの生活環境そのものが冒されていることを意味している。

地球の自然は素晴らしい!しかし、そこには人間の力が全く及ばない世界でもあるのだ。その地球の素晴らしい自然を、人間の一方的なエゴなどで破壊していいのだろうか?動植物界にも地球温暖化の影響は現れている。一度壊れた生態系や絶滅してしまった動植物は二度と戻らない。

この映画をみて、一人の人間の力はちっぽけだが、自然保護に対して自分は何が出来るのかを考えて実践しなければいけないと思った。この素晴らしい地球を次の世代へいい状態で引き継ぎたいからね。
【自己採点】(100点満点)
77点。音楽と映像が素晴らしかった。この映画はDVDやTVではなく、是非、映画館でご覧下さい!

人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.04.22 08:42:14
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.