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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2008.05.04
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カテゴリ:アメリカ映画
42.フィクサー
■原題:Michael Clayton
■製作年・国:2007年、アメリカ
■上映時間:120分
■字幕:林完治
■鑑賞日:4月27日、武蔵野館(新宿)
■公式HP:ここをクリックしてください
フィクサー.jpg
□監督・脚本:トニー・ギルロイ
□製作:シドニー・ポラック、ジェニファー・フォックス、ケリー・オレント、スティーヴン・サミュエルズ
□製作総指揮:ジョージ・クルーニー、スティーヴン・ソダーバーグ、ジェームズ・A・ホルト、アンソニー・ミンゲラ
□撮影監督:ロバート・エルスウィット
□編集:ジョン・ギルロイ
□美術:ケヴィン・トンプソン
□衣装デザイン:サラ・エドワーズ
□音楽:ジェイムズ・ニュートン・ハワード
キャスト


ジョージ・クルーニー(マイケル・クレイトン)元検察官で事務所所属のフィクサー(もみ消し屋)
◆トム・ウィルキンソン(アーサー・イーデンス)クレイトン所属事務所のチーフ弁護士
シドニー・ポラック(マーティ・バック)クレイトン所属事務所の経営者
ティルダ・スウィントン(カレン・クラウダー)巨大農薬会社Uノース社の法務部本部長
◆メリット・ウェヴァー(アンナ・キサーセン)秘密を暴露するきっかけとなった原告の娘
◆ショーン・カレン(ジーン・クレイトン)マイケルの弟で警察官だが反目しあっている
◆オースティン・ウィリアムズ(ヘンリー・クレイトン)マイケルの心の支えとなっている息子
◆デヴィッド・ランズベリー(ティミー・クレイトン)マイケルにレストランの共同経営を持ち掛けるが失敗する

【この映画について】
“もみ消し屋=フィクサー”を不本意ながら続けるジョージ・クルーニー、良心に目覚め奇行に走る敏腕弁護士トム・ウィルキンソン、上司に認められることを最優先する大企業の法務担当者ティルダ・スウィントン。
本作で法務部本部長を演じジョージ・クルーニーと見事な「口論」を演じたティルダ・スウィントンはアカデミー賞助演女優賞を受賞した。スウィントンのみならず三人三様の限界を俳優たちが見事に演じた本作は、『ボーン・アイデンティティ』シリーズの脚本家トニー・ギルロイの初監督作。
なお、法律事務所の経営者を演じたシドニー・ポラックが最近亡くなってしまった。残念です。
【ストーリー】(ネタばれなし)
NYの大手弁護士事務所「ケナー・バック&レディーン法律事務所」に勤めるマイケル・クレイトンの専門は不始末をもみ消す「もみ消し屋」(フィクサー)。

彼の上司であるマーティ・バックは、マイケルの能力を認めているがそれは「フィクサー」としてのもので、そんな環境に嫌気が差していてストレスを密かに違法なギャンブルで晴らしていた。
さらに、マイケルにはアル中の従兄弟ティミーがいて、レストランの共同経営を失敗させマイケルは8万ドルの借金を抱え1週間以内の返済を迫られていた。彼の心の拠り所は、今や分かれた妻との間の一人息子ヘンリーと過ごす僅かな時間だけだ。

そんな仕事に嫌気が差していた時、大規模集団訴訟を担当中の同僚弁護士アーサー・イーデンスが、良心の呵責に耐えかねて依頼人の農薬会社U・ノース社を裏切る行動に出る。マイケルは事態の収拾に乗り出すが、アーサーは訴訟を覆す恐るべき秘密を握っていた。一方、U・ノース社の法務部本部長カレン・クラウダーは追い詰められ非情な手段に出るのだった…。

アーサーは一体どんな秘密を握っていたのか会いに行くが、アーサーが詳しいことを話す前に消され、やがてマイケルまでもが命を狙われることになった。同僚の非協力的な態度にも業を煮やし、彼は独自の調査へと突っ走る。
その頃、カレンは彼の存在がUノース社に不利益となると判断し、彼を消すことを決意しある人物へ依頼する。そして、とある会場で二人は対決することになり...。
【鑑賞後の感想】
ジョージ・クルーニーが弁護士として、同僚が放棄した仕事を引き継ぐことになるが何時の間にか彼も命を狙われる。
その点だけを切り取るとこの映画はサスペンス色を強く感じるが、Uノース社のデータ捏造や不正行為にスポットを当てるとまた違った色が出てきたはずだ。ところが、ストーリー的には両方を追っていた。
彼の恵まれない私生活も描いているのだが、その点は余り強調する必要は無かったと思う。一人息子との限られた時間や冒頭のギャンブル・シーンで十分に伝わるからだ。

Uノース社のデータ捏造に端を発し、ティルダ・スウィントン演じる法務部長の非情な決意はこの映画の見所でもある。助演女優賞を獲得したスウィントンとジョージ・クルーニーのラストでの「会話」は見応えがあった。

最後に、この映画の原題はズバリ「マイケル・クレイトン」となっていて単純です。英題ってこういうシンプルなのが多いようです。邦題の「フィクサー」は彼の仕事の「フィクサー」をタイトルにし、原題は「彼の人物像」を現しているとも思えます。
【自己採点】(100点満点)
71点。もう少し焦点を絞り掘り下げてもらいたかった。

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Last updated  2009.04.11 22:40:49
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