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2009.02.09
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カテゴリ:アメリカ映画
9-7.エレジー
■原題:Elegy
■製作年・国:2008年、アメリカ
■上映時間:112分
■字幕:松浦美奈
■鑑賞日:1月24日、シャンテシネ(日比谷)

スタッフ・キャスト(役名)

□監督:イサベル・コイシェ
□脚本:ニコラス・メイヤー
□衣装デザイナー:カティア・スタノ
□編集:エイミー・ダドルストン
◆ペネロペ・クルス(コンスエラ・カスティーリョ)
◆ベン・キングズレー(デヴィッド・ケペシュ)
◆デニス・ホッパー(ジョージ・オハーン)
◆パトリシア・クラークソン(キャロライン)
◆ピーター・サースガード(ケニー・ケペシュ)
◆デボラ・ハリー(エイミー・オハーン)

【この映画について】
「さようならコロンバス」などで知られるアメリカ文学の巨匠フィリップ・ロスの短編「ダイング・アニマル」を、自身が監督でもあるニコラス・メイヤーが脚本化。
仕事はできるが日々の快楽に身をゆだねている老教授が、若い女性と出会って激しい恋をする事で、自分の「老い」を再確認する。そんな大人の渋い作品を監督したのは、『死ぬまでにしたい10のこと』で一躍注目されたスペインの女性監督イサベル・コイシュだ。
細やかな心理を描くのがうまいコイシュ監督は、ここでも若い女性にひかれながらも、その「若さ」が自分を傷つける事を恐れるという、老教授の微妙な感情表現を引き出している。教授役のベン・キングズレーも名演を見せている。原作はフィリップ・ロスの『ダイング・アニマル』。
(この項、gooより転載しました)
【この映画について】
厳格なキューバ移民の両親に育てられた大学生のコンスエラ・カスティーリョ。マスコミにもしばしば顔を出す有名人で、自由な恋愛を謳歌する大学教授のデヴィッド・ケペシュ。大学の講義を通じて出会った2人は、一夜を共にする。だが、彼女の完璧な美しさを持つ肉体の虜になったデヴィッドと、大人の男に魅かれたコンスエラの関係は一夜では終わらなかった。

数多くの女性を知るデヴィッドだったが、コンスエラの過去の男性経験を耳にし、激しい嫉妬を覚える。一方、デヴィッドの恋愛観を知るコンスエラは、2人の関係が一時的なものであることを理解しながらも、その腕に抱かれることに喜びを感じていた。年齢差30歳、生まれも育ちも社会的地位も異なる2人は恋に落ちていく。
実は、デヴィッドには15年もの間、体だけの関係を続けているキャロラインという女性がいたが、コンスエラはそんなことなど知る由もなかった。やがて、2人の関係はあっけなく終わりを告げる。

コンスエラの卒業を祝うパーティーに誘われたデヴィッドが、彼女の両親に会うことを拒否したのだ。深く傷ついたコンスエラは彼のもとを去ってゆく。デヴィッドは彼女の後を追うでもなく、やがて元の日常に埋没していった。そうして2年がたったある日、デヴィッドに一本の電話がかかってくる。“私にはあなたが必要なの” コンスエラからだった。再会する2人。だが、そのとき彼女の肉体は病に冒されていた…。

イサベル・コイシェ監督と言えば『死ぬまでにしたい10のこと』の監督として一躍注目を浴びた女流監督で、男女間の心理を描くのに定評がある。また、『死ぬまでにしたい10のこと』ではサラ・ポーリーやマーク・ラファロらが有名になる前に出演していた作品でもある。
そのコイシェ監督が、今回は親子ほど歳の離れたデヴィッドとコンスエラの間の関係を、巧みに描いている。デヴィッドは教え子と関係を持ったり、文字通り身の回りの世話をするキャロラインとも長年肉体関係を持ち続けるなど、女性に積極的な性格。
一方のコンスエラは厳格な両親の下で育てられたという設定で、その点ではデヴィッドとは正反対の様な環境に身を置いている。

その二人が結ばれて、いざ、コンスエラがデヴィッドを両親に紹介する段階になるとデヴィッドは怖気づいてしまう。コンスエラには真剣だった交際も、デヴィッドにはそうではなかった。これで二人の関係は一気に終焉に向かうのだったが、2年の時を隔てて、コンスエラから突如、乳癌を患っているので病に侵される前にデヴィッドに会って自分の肉体が綺麗な内に写真を撮ってと懇願するラスト。

このラストでデヴィッドは静かに受け入れるのだが、そこには、彼に取ってコンスエラがその完璧な肉体を独占したいが為の交際だったのが、始めて彼女の精神的な部分も含めて受け入れることが出来た。この二人の関係がイーブンになった瞬間だった。

デヴィッドを演じるアカデミー受賞歴のあるヴェテランのベン・キングスレーの安定感があり歳を感じさせない演技、劇中で名画「裸のマハ」と比べられるトム・クルーズがかつて夢中になった?ペネロペ・クルスの見事な肢体があっての本作品でした。






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Last updated  2011.03.27 14:59:51
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