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カテゴリ:野球全般
▼埼玉西武-日本代表
今年初めての野球観戦は東京ドームでWBC代表チームとの強化試合。この試合はあくまでも代表チームの「強化目的」であり、当然ながら代表チームが勝利するものと思っていました。 私がいくらライオンズファンといえでも、このメンバーに対して1軍半クラスの選手で臨むのはきついと思っていたのですが... 日本代表は先発の岩隈が3回、埼玉西武の3年目大崎にカウントを取りにいった制球が甘くなりライトスタンド最前列の飛び込む2ランを許し、2点を先制される。 2番手のダルビッシュが5回に原のスクイズで1点を失うと、8回は5番手の小松が大乱調。小松は昨季の新人王でライオンズはこの投手には随分と苦しめられたのできっちりとお返しをしたかった。その小松はこの回から城島に替わってマスクを被った阿部とのバッテリー。ところが阿部のサインを出すタイミングが悪くリズムに乗る前に4安打、3四死球と制球が乱れ、4失点で試合の流れを決めてしまった。 「アジア王者」埼玉西武は本塁打、スクイズなどで確実に点を重ねて日本代表から金星を奪った。この日の埼玉西武の野球は、本来なら代表チームがするべき野球だが原監督以下首脳陣は特にサインを出す暇もなく敗れた。 岩隈、ダルビッシュは失点こそしたものの内容的には満足の行く内容だが、阿部と組んだ小松は本番に向けて心配材料となった。 打線はイチローの打棒が湿りっぱなしでは得点は望めない。この日は埼玉西武のこの時期ならではの細かい継投に打者は的を絞れていなかった。イチローは盗塁を試みたが銀仁朗の矢の様な送球に楽々アウトとなってしまった。 一方、代表チームを破った埼玉西武は見事に一泡吹かせた。成長株の大崎の本塁打は見事だったし、新外国人投手のワスディンも何とかローテに定着出来そうだが決め球に欠けるのが気になる。今後のオープン戦を通じてその辺を課題に挙げたい。 今日は3塁側(ライオンズ側)で試合観戦したが何だか不思議な気分だった。ライオンズファンとしては当然どこが相手でも勝利を望むが、この日の相手はWBC連覇を狙う日本代表であり普通に考えれば負けても不思議ではない。 ところが試合は埼玉西武が「勝っちゃった」。この試合でのライオンズは本塁打やスクイズなど硬軟を織り交ぜた攻撃でパのエース級(岩隈、ダルビッシュ、小松)から軒並みに得点した。本来は日本代表がするべき攻撃パターンを全てライオンズがしてみせた。 終始3塁側が盛り上がった試合でした!ヘッ!ヘッ!へッ! ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
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Last updated
2009.03.05 00:01:30
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