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テーマ:政治について(19783)
カテゴリ:政治
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部は23日午後、千代田区のホテルで小沢氏を約4時間半にわたり事情聴取した。特捜部は5日から聴取を要請していた。 現職の与党幹事長に対する捜査機関の事情聴取は極めて異例。鳩山政権にも影響が出そうだ。 聴取後に記者会見した小沢氏は「私自身は全く分からないというふうに(検事に)答えた。2通の調書に署名した」と述べ、虚偽記入への関与をあらためて否定。また「国民を騒がせ、恐縮している。申し訳ない」と陳謝し、幹事長を続ける意向を明らかにした。 焦点となっている土地代の原資については、1985年の自宅の買い替えで残った2億円と、家族名義の口座分3億6千万円を、89年11月から2002年4月にかけてそれぞれ銀行から引き出し、東京・元赤坂の事務所金庫に保管。2004年10月時点で残っていた4億数千万円のうち4億円を陸山会に貸し付けたとした。 ゼネコンからの「裏献金」について小沢氏は「不正な金は一切受け取っていない。秘書や秘書だった者も受け取っていないと確信している、と申し上げた」と説明した。 小沢氏側は聴取をこの日限りとするよう事前に要望しているが、特捜部は今回の説明内容を不十分と判断すれば、あらためて聴取を要請する可能性がある。特捜部は小沢氏本人の刑事責任追及を視野に捜査を進めている。 【共同通信より転載しました】 小沢氏がついにと言うかやっと検察の聴取に応じた。休日に碁をする時間はあっても「多忙」を理由に任意での聴取を無視していたが遂に応じた。 しかし、実務を取り仕切っていたのは「秘書」であると自らの関与を否定するのに終始したようだ。野党時代、民主党は秘書の責任イコール議員自身の責任であることを度々明言し、議員辞職を迫るなど厳しく対応していた。 ところが、いざ、与党の立場になると事実上の最高権力者である小沢氏に関する疑惑に対して責任を問う声は皆無に近い。それどころか首相の発言からは「指揮権発動」と捉えかねないコメントまで飛び出す始末。 国民は民主党政権にはクリーンさを求めていたと思うが、このままでは内閣支持率の下降に歯止めが効かなくなるだろう。求心力を失ったまま鳩山内閣が参議院選挙に突入すると結果次第では鳩山首相の責任を問う声が大きくなりかねない。 逆に、最大野党に転じた自民党は支持率回復の最大のチャンスである。国会で鳩山首相の母親からの献金疑惑、小沢氏の疑惑の追求でどこまで追い込めることが出来るのか?国民の自民党への目は相変わらず冷たいが、谷垣総裁がここで存在感を発揮しないと首相の座どころか総裁の座も危うくなりそうだ。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.24 17:15:21
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