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2010.02.12
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ルノワール~伝統と革新

国立新美術館で「ルノワール~伝統と革新」(Renoir:Tradition And Innovation)を観にいってきました。ルノワールの展示会といえば、一昨年の5月にBunkamuraでも開催されていたので、一部展示品が重なっていたものもあった。

今回の展示会では、ルノワールの代名詞ともいうべき女性像や裸婦像のほか、風景画や静物画、装飾画にも取り組んだルノワールの豊で幅広い芸術の全容を、ボストン美術館やワシントン・ナショナル・ギャラリー、オルセー美術館などの海外の美術館からと国内からもポーラ美術館などから集めた約80点を通して紹介している。

ルノワール、アンリオ夫人の肖像.jpg第1章:ルノワールへの旅(The Journey To Renoir)
第2章:身体表現(Expressions Of The Body)
第3章:花と装飾画(Flowers And Decorative Paintings)
第4章:ファッションとロココの伝統(Fashion And The Rococo Tradition)








印象派の巨匠として知られるルノワールの生涯を4章に分けて展示していた。
第1章では印象派としてスタートしたルノワールが肖像画家へと移行する作品を中心に並べていた。中には彼がアルジェリア旅行の時に描いた作品もあり、パリのアトリエで描いていた作品との色使いの違い等が見て取れる。

第2章ではイタリア旅行で影響を受けたラファエロの作品にヒントを得て描かれた作品に混じり、水辺に横たわる裸婦像など女性を中心にした作品群が続く。

第3章ではギリシャ神話を基にした画や、静物画も多く展示されている。静物画では花や果物を描いた作品が目立つ。一見地味な静物画だが背景や花を美しく見せる色彩や花瓶の描き方などにも注目してみると興味深いかも。

第4章ではモデルの女性が身につける当時の最新ファッションなどに注目したい。ルノワールは人物を描く際に、ワザワザその人物に相応しい装飾品を自らが買い与えていたと言うほど細部に拘っていたそうだ。ここでは帽子やドレスに注目したい。

今日、入場したのは開館直後の10時頃だったので比較的空いていたほうだが、それでも中年以上の女性を中心に混んでいた。
展示品の解説も細かく、初心者にも分かりやすかったし、TV映像でルノワールの作品について紹介するコーナーもよかった。今回の展示品は箱根のポーラ美術館からの貸し出しが中心になっていて、ポーラ美術館がルノワール作品のX線調査や赤外線調査で浮かび上がった製作過程の解説も興味深かった。

因みにヘッドホンの解説(500円)は松坂慶子のナレーションでした。

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Last updated  2010.02.14 16:24:51
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