カテゴリ:庭木の手入れ
秋の陽気に誘われ先日庭木の手入れをして入る最中、アズキナシがスス病に罹っていることを発見して、早速薬剤散布を行う。葉・幹は勿論周辺の低木にもススの黒色が一面降りかかり、気味悪い程異様な光景である。カイガラ虫の糞がカビの一種を繁殖させ、この様な光景をもたらし、比較的通風が良くない処に発生する様である。2~3年前にも少しその兆候が見られ、気を留めていたのだが今回は一気に異常繁殖したのだろうか?根元には蟻が、カイガラ虫が出す甘樹液を狙い集合して盛んに活動している。土壌は既に灰褐色となり、ススの黒さはまるで戦場の焦土化した光景を連想さ、驚きである。自然界の小さな営みが、好奇の目に晒される現象を目の当たりにして、我が家の庭の別の小さな秋を見つける。一日一日と深まる秋は生命ある物を、その冬準備に余念無く忙しくさせるのである。
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最終更新日
2010.12.18 16:16:42
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