こんにちは。
檜山振興局地域政策課の○夫です。
今回の放送は「ふるさとのために何ができるだろう?」です。
■檜山の森づくり植樹祭inおくしり
○夫のいる檜山地域は、森林面積が土地全体の82%を占める森の豊かな地。
江戸時代からヒノキアスナロの伐採で栄え、松前藩の財政を長く支えてきました。
そんな檜山では、平成10年度から、振興局が主催になって植樹祭を開催。
現在は、北海道森と緑の会檜山支部が主催となって、「檜山の森づくり植樹祭」を行っています。
今年は、奥尻島で植樹祭が行われたんですよ~。
ということで、○夫も植樹祭に参加してきました(^―^)
(写真) 檜山の植樹祭は、平成20年度から7年間、★サッポロビールさんから助成金と飲料の無償提供をいただいているんですよ~(^―^)
(写真) 山の上は気温7度という寒さでしたが、約300人の方が参加。
(写真)子供達による緑の宣言。
(写真)檜山の名前の由来ともなったヒノキアスナロなど1200本もの木を植えます。
苗木ポットは、奥尻の子供達が作ってくれました(^^)
(写真)新村町長、立花振興局長、山崎水産林務部長と一緒にサッポロビールさんも植樹をしてくれました。「ふるさとのために何ができるだろう?」をスローガンに、サッポロビールさんは毎年、植樹祭に参加してくれています。きっと、ふるさと檜山の子供達には、その想いが伝わっていることでしょう。
寒い中ではありましたが、参加した皆さんの笑顔が素敵な植樹祭(^ー^)。
■サクラマスも放流
植樹が終わると、今度は、山を下ってサクラマスの放流を行いました。
ひやま漁協の提供するサクラマスを奥尻の子供達が放流するんですよ~。奥尻はブナの木が多く、豊かな森に囲まれているため、川の水も天然のアユが住むほどの清流が流れているんです。
ちなみに、知る人ぞ知る「奥尻の水」や「奥尻ワイン」も水が美味しいからできるんです。
豊かな森づくりは、豊かな川や海を育むことにつながっているんですね~。
(写真)子供達のサクラマスの放流のため、サクラマスのバケツリレー。振興局長とサッポロビールの小野寺副代表もバケツリレーに参加(^ー^)。
(写真)大きくなって、戻ってきてね~(^o^)/
■端材も無駄なく使う、エコの島おくしり
離島である奥尻島は、冬の暖房用燃料も島の外から輸送しています。このため、本土よりも燃料代が高くなってしまうんです。
灯油なら1L当たり10~30円程度も高いのです。でも、冬の北海道には暖房用燃料が必須。
そこで、奥尻島では、青苗小学校・奥尻小学校にチップボイラーを導入するになりました!
チップボイラーを導入後は、石油燃料よりも年間で200~300万円も安くなるそうです。
(写真)奥尻総業さんのチップ製造工場。製材する時に出る余分な端材が燃料になります。いままでは、廃棄物でしたが、燃料に変わるんですって。
バリバリという音とともに、端材が次々木っ端みじんに。
(写真)見事に破砕されます。
ちなみに、奥尻で使っているチップボイラーは、完全に乾燥させずちょっぴり水分が残っていた方がいいそうです。
(写真)暖房用のチップは保存されます。
(写真)青苗小学校に導入されたチップボイラー。
豊かな森づくりが、豊かな川や海を育み、育った木は材木として使われ、さらに端材は冬の暖房用燃料として使われる、島内循環のエコの島おくしり。
木を植えた子供達が大きくなって、自分の子供ができたときに、お父さん・お母さんが木を植えた森に、一緒に木を植えに行くんだろうなあ~などと感傷に浸る○夫なのでした~。。。
■サッポロビール(株)の地域貢献活動
http://www.sapporoholdings.jp/csr/foundation/activity2.html
■檜山の森づくり植樹祭の様子
http://www.hiyama.pref.hokkaido.lg.jp/ss/rnm/midori/hiyama-mori/syokujyusai.htm
※いつもご覧いただきありがとうございます。
全国の皆様へ、北海道でも古い歴史と文化、美しい自然を有する「檜山」(ひやま)7町の魅力をご紹介します。
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