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カテゴリ:北方領土
★総務部北方領土対策本部です★ 12月に実施しました北方領土学習について、 前回の八雲町立野田生中学校、中標津町立中標津中学校、 沼田町立沼田小学校に引き続き、 稚内市立声問小学校、中標津町立中標津東小学校 の様子をお知らせします。
この事業は、北方領土問題の解決に向け 将来の運動後継者となる小中学生の興味、 関心を喚起するとともに、 知識の定着を図るため、北海道教育庁と連携して 小中学生を対象に北方領土に関する学習を行い、 学んだ内容をもとにした啓発パネルを 作成・展示することにより、 道民世論の喚起・拡大を図ることを 目的として実施しています。
熱心に取り組んでいただいた 各学校の力強い応援は、 これからの取組を進めていく大きな力となっています。
[稚内市立声問(こえとい)小学校] 12月12日、稚内市立声問小学校では、 5年生と6年生の皆さん(8人)で、 「北方領土の語り部」をテーマとして、 択捉島出身の三船志代子さんを講師に 北方領土の学習を行いました。
三船さんは、北方領土の語り部として活躍されています。 三船さんからは、 当時の択捉島の様子を描いた 絵本「ばあちゃんのしべとろ」の読み聞かせを 行っていただいた後、 島で獲れた水産物、子どもの遊び、学校の様子、 島から引き揚げや収容所での生活などの お話をいただきました。
児童たちからは、 「択捉島の散布山に登ってみたい、当時と同じ遊びをしたい」 などの感想が寄せられ、 択捉島の当時のくらしなどについて 深く学んだようです。
[中標津町立中標津東小学校] 12月16日、中標津町立中標津東小学校では、 6年生(92名)の皆さんで、 「北方領土問題をみんなに知ってもらうために」をテーマとして、 歯舞群島・水晶島出身で 千島連盟中標津支部長である佐藤健夫さんを講師に 北方領土の学習を行いました。 はじめに、根室管内の中学生が制作した 北方領土問題に関するラジオ番組を聴いて、 北方領土の地理や歴史などについて学びました。 そして、講師の佐藤さんからは、 当時の島での生活の様子、現在の島の様子、 これからの若い人たちへの期待などについて 写真を使いながら説明いただきました。
これまで根室管内の中学生が制作した「北方領土新聞」、 「北方領土教材」の紹介があり、 児童・生徒の皆さんは、 今回の学習でわかったこと、考えたことなどを ワークシートにまとめていきました。 授業の最後に、児童・生徒同士で、 ワークシートの内容について確認し合い、 ワークシートの記載内容にそって今日の感想や 今後自分にできることなどを発表しました。
それぞれの学校では、今回の北方領土学習で学んだこと、 考えたことなどを 児童・生徒たちがワークシートにまとめていきます。 そして、皆さんのワークシートもとに啓発パネル作成し、 そのパネルを展示していくことで、 さらに多くの皆さんに、北方領土について、 わかっていただけるように取り組んでいきます。
ご協力いただいた児童・生徒や先生方、お疲れ様でした。
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最終更新日
2015.01.23 13:43:52
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