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カテゴリ:北方領土
☆ 総務部北方領土対策本部です ☆ 北方領土学習事業を、9月10日(木)に帯広市立大空中学校で、続いて15日(火)には浜中町立霧多布小学校で実施しました。 この事業は、将来の運動後継者となる若い世代の方々に北方領土問題への興味、関心を持ってもらい、知識の定着を図るため、教育庁と連携して取り組むもので、昨年度に引き続き実施しています。 小中学生を対象に北方領土に関する学習を行い、学んだ内容をもとに啓発パネルを作成し、展示するものです。 今年度は、道内15校の実施を予定し、第1回目となる帯広市立大空中学校では、2年生58名が多目的ホールに集まり、「戦前の暮らしと産業について」をテーマに、北方領土に関する学習を行いました。 1時間目は、資料やDVD映像で、北方領土の位置や面積、北方領土問題について確認したのち、択捉島出身で語り部の安田愛子さんから択捉島で暮らしていた時の様子、ソ連兵が攻めてきた時、島からの引き上げの時、船や収容所での生活についてお話がありました。 安田さんの落ち着いたやさしい語り口調から、当時の様子がしっかりと生徒のみなさんに伝わり今では想像もできない話に、教室全体が引き込まれていました。 2時間目は、学んだ内容を確認しながらワークシートを作成。生徒さんたちは、とても熱心に取り組んでいました。 映画「ジョバンニの島」や返還運動の花「千島桜」の紹介のあとの質疑では、元気にたくさんの質問をしてくれました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 浜中町立霧多布小学校では、4年生19人が「北方領土の自然について」をテーマとして、北方領土に関する学習を行いました。 1時間目は、資料やDVD映像で、北方領土の位置や島の名前、北方領土の自然や生息する動物たちについて学びました。 霧多布小学校のある浜中町は、海の町で昆布の産地として有名ということもあり、かつて昆布漁が盛んだった戦前の北方領土の暮らしの映像やデジタル紙芝居を興味深く見て、自分たちの町と比べながら、ワークシートを作成してくれました。 *教室からの景色。遠くに海が見えます 動物クイズでは、みんな元気に回答してくれて、しかも回答率は、ほぼ100パーセント!!でした。
今後、生徒のみなさんが作成してくれたワークシートをもとに道で、啓発パネルを作成し、そのパネルを活用して、さらに多くの皆さんに、北方領土について分かっていただけるように取り組んでいきます。 大空中学校、霧多布小学校の生徒さん、ご協力いただきました先生方、ありがとうございました!!
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最終更新日
2015.09.25 17:16:50
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