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カテゴリ:北方領土
★北方領土対策本部です★ 道では、北方領土問題の解決に向け将来の運動後継者となる小中学生の興味、関心を喚起するとともに、知識の定着を図るため、教育庁と連携して小中学生を対象に北方領土に関する学習を行い、学んだ内容をもとに啓発パネルを作成し、展示することにより、道民世論の喚起・拡大を図ることを目的に特別啓発事業を実施しています。 今回は、前回ご紹介した11月実施分その1、その2に続き11月に実施した、厚沢部町立館中学校、日高町立日高小学校、標津町立川北小学校、標津町立川北中学校の4校の様子をお伝えします。 厚沢部町立館(たて)中学校 11月17日、厚沢部町立館中学校では、全学年(18人)が、「北方領土への訪問」をテーマに北方領土学習を行いました。
はじめに、北方領土問題の概要について、映像で学びました。その後、国後島2世の坂上範夫さんを講師に、北方領土の写真などで、当時の暮らし、故郷の島に行ったことなどをお話いただきました。
生徒の皆さんは、坂上さんの話を聞いて、北方領土へ行くことができる枠組み、元島民が自由に故郷のお墓参りに行けないこと、そして今回の授業で考えたことなどをワークシートにたくさん記入してくれました。
日高町立日高小学校
11月18日、日高町立日高小学校では、4、5年生(12人)が、「北方領土の元島民」をテーマに北方領土学習を行いました。
今回は、北方領土の語り部としてご活躍の択捉島ご出身の三船志代子さんを講師にお話いただきました。
三船さんからは、絵本「ばあちゃんのしべとろ」を使って、当時の北方領土のくらし、ソ連兵がやってきたこと、島から引き揚げたこと、自由訪問で再び島に訪れたときのことをお話いただきました。
児童の皆さんは、柔らかいタッチの絵本と三船さんの優しい語りとで、北方領土について、深く学ぶことができたようです。
道内の小中学校で北方領土学習を実施しています(11月実施分その4)に続く http://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201512180008/
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最終更新日
2015.12.20 11:35:52
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