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2016.09.13
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上川総合振興局 地域政策課の アオキチ です。
当振興局では、アイヌの人たちが親しみと畏敬の念を込めて「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼んだ「大雪山」を活用した地域づくりを進めています。

今年度は、山の環境について、知って・感じて・体験する「環境保全ツアー」も実施しており、今回は、9月10日に、黒岳・石室コースで行われたツアーについてレポートします。

一行は、お申し込みをいただいた皆様、NPO法人かむいの濱田耕二ガイド、スタッフを含めて19名。6才~70代まで、幅広い年代の皆様にご参加いただきました。


ロープウェイとリフトで、7合目登山口まで一気に登って、元気に出発です。

(6合目 黒岳駅・7合目に向かうリフト)

(7合目登山口・出発の様子)

「とっていいのは写真だけ」、「残していいのは足跡だけ」
登山者にとって、当たり前のマナーですが、山を将来にわたって楽しんでいくために、高山植物への気配りや、ゴミの持ち帰りなど、改めてよろしくお願いします。


当日は、あいにくの雨で、遠くの景色をうかがうことはできませんでしたが、雨の日は雨の日なりの楽しみ方があります。
水の道を考えて整備された登山道の水の流れや、葉っぱの上にキラキラと光る水滴、水にしたたる草花などを観賞しながら山頂を目指します。



ナナカマドの赤い実が沢山残っていました。ナナカマドの実は美味しくなくて、山の動物たちも手をださないから、最後までキレイに残っているとのこと。意外と(?)味にうるさいようです。


7合目からのスタートですが、道中はかなり急な登りとなっています。
両手を使わないと登れないところもありましたが、無事に山頂(1,984m)に到着です。


さて、今日のゴールは山頂ではありません。山頂から800mほど歩いたところにある石室で休憩です。



8月末から連続して北海道を襲った台風は、登山道に深刻なダメージを残しました。
石室で一息ついた後、ツアー参加者の皆さんに濱田ガイドの案内のもと、周辺登山道の現況を見ていただきました。
いったい、どれだけの水が流れたのか、どんな登山道整備も強烈な大雨には勝てません…

(掘削された登山道1・段々と削られた跡)

(掘削された登山道2・土砂に埋もれたポール)

さあ、現況確認のあとは、本日のメインイベントの開催です。ここ石室は登山者が宿泊することもでき、

(石室のなか・物干しスペース)

隣接して、おがくずを入れたバイオトイレ(当然、水洗はありません)が4つ整備されていますが、1日の処理能力は約50人分、×4で200人分しかありません。

ピーク時は1日に600人~800人が訪れるので、処理能力を超えてしまい、ほったらかしにしておくとオーバーフローしてしまいます。

よって、年6回ほど人の手によりくみ取り作業が必要なのです。
今日は、ツアー参加者にくみ取り体験をしていただきました。ひしゃくですくって、ビニール袋に入れ、ある程度になったら縛って、トイレの裏の一時保管場所に置いていきます。なんだか、ゴミもいろいろと出てきます…



きれいに取り除いたら、おがくずを入れて、ならして完了です。皆さん、おつかれさまでした!



kami(メガネ).png

ちなみに保管場所にためた●ンコさんたちは、最終的にヘリで下界におろします。維持管理に経費がかかるため、使用された方には、協力金200円をお願いしています。

登山者の皆さんが山でキレイな景色を楽しんでいる裏側では、登山道の整備やトイレの維持管理に頑張ってくれている方々がいることを忘れてはいけません。マナーを守って、キレイに使いましょう!

ますは、できることから始めていただければと思いますので、美しい山を維持していくため、よろしくお願いします。





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最終更新日  2016.09.14 09:19:36


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