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週末ともなると、県内各地の川原などで芋煮の鍋を囲む人々で賑わいを見せています。 「日本一の芋煮会」が毎年テレビで報道されているおかげでしょうか、平成19年には農林水産省の「郷土料理百選」のインターネット投票で堂々の1位になるなど、近年すっかりメジャーとなった「山形の芋煮」ですが、そのルーツは江戸時代までさかのぼります。最上川舟運の船頭たちが川原で棒鱈を煮て食べた話とか、北前船で商いをしていた商人が川人足たちに京都の「芋棒」を鍋形式にして振舞った話など諸説ありますが、いずれにしても山形県民の芋煮に対するこだわりは並大抵ではありません。 [山形のうまいもの] 地元のスーパーやコンビニの店頭には、レンタル用鍋や薪、食材など「芋煮グッズ」が並び、誰でも気軽に芋煮会を楽しめるようになっています。 芋煮会の聖地(?)馬見ヶ崎川では、例え雨が降ろうとも雨の当たらない場所を見つけて芋煮会を行う人たちも見られます。 私は東京赴任時代(平成4~5年ごろ)芋煮恋しさのあまり、現在のように開発される前のお台場で友人と芋煮会を楽しんだ思い出があります。バーベキュー全盛の中、芋煮の醤油の香りを漂わせ、優越感に浸ったものです。(後にも先にもお台場での芋煮会は私たちだけ?) 最近では、「芋煮のお取り寄せセット」などもネットショップなどで手に入るようになりましたが、やはり野外でワイワイやりながら鍋を囲むのが一番です。県内の旅館などでも芋煮を楽しめるようになりましたので、是非一度、本場山形の芋煮を味わってみてください! (山形県ブランド戦略推進室 斎藤) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.25 17:28:34
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