深谷ねぎっこブログ

こんばんは、チェ・ホサです。

今日は岡部の普済寺にやってきました

普済寺はもともと源平合戦の一ノ谷の戦いで、浄瑠璃にもなった岡部六弥太の館があったところなんだって

場所的には高台の絶好なところにあって、領地であった低地が一望にできるよ



少し下ってみましょう

オットナニヤラ謎の建て屋を発見



由緒正しき匂いがしますゾ

正面へ回ると



でもなんか厳重です



ナニヤラ石が見えます

横に回ると



正面は



どうやら五輪塔のようです

説明板を見ると・・・
（普通説明板を先に見るだろうという声もありますが・・・）



岡部六弥太公とその父、夫人の墓と書いてあります

以前、この五輪塔の下を調査した人がいて、整然と並んだ室町時代の蔵骨器と骨片が出土したそうです

六弥太さんの骨ですかねー

最初に一ノ谷の合戦のことを書いたけど、そのとき討ち取ったのが平家の名将「平忠度（ただのり）」で、そのエピソードが「平家物語」に描かれ、それをもとに浄瑠璃にもなっているけれど、六弥太さんは人情に厚く、その忠度の霊を慰めるため、供養塔を建てたんだってさ

場所は、領地の中で見晴らしの良い現在の萱場の高台にしました
現在の清心寺境内です。（清心寺開基は16世紀まで下る）





これではなく、これは看板のようなもの。

もちろん「墓」と書いてあるけど墓ではなく実際は「供養塔」の五輪塔。

実際の墓は兵庫県明石市に忠度の墓と伝わる「忠度塚」があるそうです。





これです。



凛とした佇まいで美しいです

深谷にはたくさんロマンあふれる歴史があるのだなあー

と、しみじみしたところで筆をおきます

では、また、バイバイねー