とうふづくり~荒城農業小学校(あらきのうぎょうしょうがっこう)~
第11回目の荒城農業小学校が行われました。一日雪が降っていましたが、子どもたちは元気いっぱいです 今回も大豆を使った授業です。大豆からいろんな食品を作ることができます。みそ、しょうゆ、納豆、とうふ、あぶらあげ、もやし、きなこ、豆乳・・・前回はお餅につける「きなこ」を作りましたが、今回はとうふを作りますとうふづくりは温度がとっても大切です。 作り方は次のとおりです。前の日に水につけてやわらかくしておいた大豆を、ミキサーを使ってすりつぶして「生呉(なまご)」にします。(煮ると「呉汁(ごじる)」になります) 「生呉」を沸騰している大鍋にゆっくりと入れて強火で煮ます。このとき、焦げ付かないように木べらで鍋の底をこするようにかき混ぜます。 ふわっと泡が上がってきたら火を止めて、泡が落ち着いたら今度は弱火で煮ます。「呉汁」を「こし袋」に入れてしぼります。しぼって出た汁が「豆乳(とうにゅう)」で、「こし袋」に残ったものが「おから」になります。 次に、「豆乳」を湯煎にかけて75℃まで温度を上げて、「にがり液」を入れます。 10分待ったら、固まりかけた豆乳を型箱に入れます。重石を乗せて20分待つと「とうふ」になっています とうふが固まる間、紙芝居を見ました自慢の声優陣がそろっています さぁ、出来ました型箱から出して、とうふの形を見ると感動します できた「とうふ」はお昼に食べました調味料も薬味もなしで食べましたが、豆の味が口いっぱいに広がっておいしかったです お昼からは「どんど焼き」をしました。しめ縄や正月飾りなどを焼いて無病息災を祈る神事です 焼くためには、火が必要ですその火を自分たちで起こさなければなりません。ここでは「まいぎり式火起し器」を使いました。 火起し器で火種を作り、ガマの穂と木のチップで火にするのですが、汗をかくくらいの作業でなかなか大変でした火って大切なんですね火を起こして、ようやく「どんど焼き」のやぐらに点火です火にあたり、しめ縄や花餅が燃えていくのを見ていましたこれで今年1年も健康でいられるかな 最後に、学年別に分かれてかるたとり大会です。みんな真剣で、なかなか取れずに、悔し涙を流していた子もいました読み手が悪かったのかなごめんね…来年は練習しとくから 優勝者には農場長から豪華賞品が手渡されました 次回はいよいよ「最後の授業」と「卒業式」です。いつも、終わりの会の後にスタッフミーティングを行っています。最後の授業がうまくいくように、いい卒業式ができるようにとみんなで意見を出し合いましたP.N.ボラスタA