岐阜県御嵩町に行くなら、『ラ・プロヴァンス』がおススメ！
・・・と御嵩出身の友人が教えてくれたので、行ってみることに。

しかも聞くところによると、森の奥の奥に隠れるようにあるケーキ屋さんで、途中の道程で、きっと不安になるだろうけど、気にせず進み続ければ、きっとたどり着くよ！・・・とな。
う～ん、ますます興味深い。わくわくしてきちゃったよ。


まず教えてもらったとおり、御嵩町の街を抜けて、県道２１号線を東へ。
右手にサークルＫ、さらに行くと「スーパーいとう」があって、そこ越えてあたりで左手に・・・


おお！ピンクの看板『ラ・プロヴァンス』の文字
ここで左折して、最初の交差点で右へ。
そして、進めば進むほど、どんどん山道に・・・。


ところどころに、ピンクの看板があって目印になってますが、
さらに狭い山道に誘導する看板が！
う～ん、すでに民家もまったくありません。
でも助言どおり、気にせず進め進め～～～★


ええっ？・・・舗装されてないし、な・・・中山道？？？
こ・・・、ここなのか？！


ややっ！「入口」って書いてある茶色の看板がある。
気にしない気にしない、あきらめず進むのだ～～～


またもやピンクの看板。本日営業って書いてある！
あきらめないで良かった～


濃い緑の森のなかに、ひときわ目立つ黄緑色の木があって、
その木の下が、お店へ続くプロムナードの入り口のようです。


石垣と木の看板が、洋風な造りで素敵！
なんでこんなとこに！？っていう驚きと、
着けてよかった～～！！っていう喜びで、
なんとも不思議な気持ち。


そのまま坂道を登っていくと、工房の看板が。


道のわきにはいくつもの愛らしい作品が飾ってあって、
屋外に展示してある美術品かと思ったら・・・


雑貨屋さんでした★


とにかくカエルがムチャクチャ可愛い

いえいえ、それだけじゃないですよ、いろいろとあって、しかもリーズナブル♪


それとビックリしたのは、森の中に広がる香りです。
ちょうどカサブランカの時期だったのですが、
花とハーブと緑の溶け合ったような香りに誘われる感じ。


坂道を進むに従って、香りのブレンドも少しずつ変わります。
ラベンダーの香りもしてきました。


左手にさらに小高いところに一軒の建物が見えました。
どうもここのようです！ドキドキ

静かな外とはうってかわって店の中は、ほぼ満席。
少し待って、ドアが開いて店内へ案内してもらえました。
もう、待ちきれなくてさっそく注文～


この日は暑かったので、冷たくて美容にもよさそうな、
オリジナルブレンドのアイスティとハーブティを。
色もきれいで、グラスもかわいすぎる
しかも美味しくて飲みやすい


こちらはダークチェリーのケーキ。
タルト風なのですが、クッキー生地だけじゃなくて、
よく分かんないけどパイ生地が使われてるみたいで、
これがほんっとサクサクで美味しいの
しかも中身のコンフィチュールみたいなのが濃厚で甘みのバランスも良い。
それでいて、フルーティな爽やかさもあって、もうメロメロです。


そしてライチのケーキ。
こちらはまず何と言っても見た目がすごく美しいの。
ふんわりパウダリーというか、やわらかなベルベットのよう。
どうしたら、こんな風に作れるのかなって思う。

銀の粒と、透明な粒の完ぺきな配置がロマンティックで、
食べるのが本当にもったい～～と言いつつ食べちゃうんだけど、
これもまた味が良くて、やさしい甘みと酸味が感動もの


お店は山の頂にあって、窓からの眺望は別天地に来たみたい。
山の上から見下ろすと遠く森が広がってて、他に何も見えなくて・・・。

こんな山の中なのに、店内は席だし、
食べてる間も、お持ち帰りのお客さんが代わる代わる訪れて、
もしかして御嵩町にはやたらのセレブな女性が多くて、別荘のようなこのお店を普段づかいで愛用しているとしか思えないっつ

また、壁一面のガラス窓からは、ハーブ園のような手入れのされたお庭もみえます。


帰りにぐるっとお庭を見学させてもらちゃいました。
色々な花や木やハーブがたくさん植えられてて、
これがあの香りのもとになってるんですね。


イングリッシュガーデンのようで、ここがどこだか忘れてしまいます。

どうしてここ！？と何度も考えさせられちゃうような
すんごい所にあるケーキ屋さんです。
話題になること必然
友達にもすぐ教えたくなっちゃいますよ！


あのケーキの味は、もう一度味わってみたい！と思わせる味でした。
森の奥に隠れたケーキ屋さん探訪は、ホントおススメ♪


◆『ラ・プロヴァンス』
岐阜県可児郡御嵩町謡坂4929-7
TEL 0574-67-0186
月曜定休
10時～17時まで営業
http://www.la-province.com/l


By. P.N CHITTAKA