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カテゴリ:神社仏閣
「ほらどの民」さんからのお便りです
11月3日に行われる高賀神社の秋の大祭情報を、ちょっと早めにお知らせします。 高賀神社は勝負の神様、智慧の仏様等々をお祭りしている神仏混合の神社、毎年合格祈願や商売繁盛など多くの方が参拝に訪れます。 ◆社殿画 ◆猿虎蛇像(藤原高光公がさるとらへびの妖怪を退治するところを像にしたもので社殿の登り口に建っています。) ◆絵馬(入学、安産、交通安全、家内安全など様々な願い事を一手に引き受けていただけますよ!) 高賀と言えば、昨今「高賀の森水」でも有名なのですが、今から千三百年ほど前から伝わる魔物退治伝説(さるとらへびの伝説)があり、今もその伝説の面影を覗わせるお祭りがこれから紹介する「高賀神社秋の大祭」です。 ◆宮入行列画(おごそかに社殿へと向います。) 大鳥居から、笙、横笛、篳篥、そして法螺貝の音の中、宮入行列が始まります。 ◆神事 本殿 ◆本殿から出てくる画(前列でニッコリカメラ目線の方は、この高賀が大好きと移住した外国の方です。) 四年に一度の「神幸祭」 の年にはお神輿が出て、神様がお神輿に乗って二の鳥居までお出ましになり、そこで神事が行われます。 神主さんがそっと本殿の扉を開きます。 このあと、ご神体を周りから見えないようにお神輿に移し、階段を下って二の鳥居まで出ます。 ◆神輿行列 お神輿の中のご神体ってどんなものなのか、以前神主さんに聞いてみたことがありますが「ヒミツ・・」とのこと・・ 「高賀宮記録」によると、若宮八幡社にお祭りしてある神様は、甲弓山鬼大王神と記されていて、なんとも厳しい名前の神様。 一説によると、「魔モノ=鬼の骨の塊」 が本殿に納められているとか。 本当にそれならちょっとでいいから見てみたい気もしますが・・・ 四年に一度の「神幸祭」は、都の藤原氏によって成敗された高賀の土着民(その土地の民を蔑視の意味を込めての総称で、魔物=鬼)の霊を慰める意味合いがあり、本殿に祀られているご神体を神輿に乗せて俗世界へ出し、巫女踊りや子供神楽などを奉納して御魂を慰める祭りなのです。 ◆巫女踊り 二の鳥居の前で神事が行われ、その後、可愛い巫女踊り、子供神楽や高賀山太鼓が奉納されます。 ◆太鼓(美濃乃国高賀山太鼓の演奏、力強い撥さばきで高賀の山々に勇壮な太鼓の音が響き渡ります。) ◆円空記念館(エンクウさんの仏像、ここには有名な十一面観音、虚空蔵菩薩や狛犬が展示されています) ◆円空茶屋(神社のすぐ近くにある茶屋で、地元のおばちゃんたちの手作りの里芋もち、五平もちやうどん、キウイシャーベットなどが食べられます。) ◆砂防公園(高賀山から流れる谷川に四阿があります。静かな川音に耳をすませて・・) 高賀神社周辺には、「洞戸円空記念館」、「円空茶屋」、「高賀砂防公園」等見たり、食べたりする場所もありますから、11月3日 「文化の日」には一度、「伝説と信仰そして癒しの郷」へ足を運んでみてください。その頃は、紅葉も見頃になっていると思いますよ。 それから、祭の最後には餅まきが行われますが、帰りが混み合いますのでご注意ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月19日 07時59分06秒
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