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テーマ:まち楽ブログ(32198)
カテゴリ:神社仏閣
「猫村」さんからのお便りです
美濃の清水寺との呼び名もある関市の「日龍峯寺」(関市下之保)。高澤山の観音さまということで、通称「高澤観音」と呼ばれています。 立派な舞台造りの本堂が特徴で、その歴史は今から1700年も前の仁徳天皇の時代まで遡るという県内最古のお寺です。 境内には、北条政子によって建立されたという「多宝塔」(戦乱の世の中で焼失せずに今もそのまま残っている貴重な建造物で、国重要文化財に指定されています)や、 天然記念物の千本桧など、見どころたくさんの高澤観音。 そんな高澤観音には、ちょっと変わった住人(?)がいるのです。 お寺のアイドルにしてボランティアガイドの「マロン」くん。(にゃんこ・オス・7歳くらい) 彼はただの猫ではありません。参拝客がやってくると、一緒に境内をまわって案内してくれるらしいのです。 ご住職の室賀さんによると、マロンくんがこのお寺で飼われるようになった頃、先代のご住職の朝のお勤めに一緒についてくるようになり、その日課のせいか、いつからか参拝客の前を歩いてお寺を案内してくれるようになったのだとか。そんな姿が話題を呼び、テレビや新聞などでも取り上げられている、関ではちょっとした有名人なのです。 お忙しい住職に代わってお寺の案内役を買って出るなんて、なんて健気なにゃんこなんだ!と感動していると、 マロン「働かざるもの、食うべからずにゃ」 の一言。 なんと力強い言葉。ガイドだけでなく、ありがたい法話も聞かせてくれるなんて・・。 ※筆者の表現には一部誇張した部分がございますがご了承ください。 取材の日はあいにくの大雨で境内を案内してもらうことはできませんでしたが、運がよければ一緒にお寺をまわってくれるかも。マロンくんはお寺の敷地内か自分のお家の前にこんな風に座っているそうです。 今ではマロンくんに会いにくるためだけにわざわざ山奥の寺にやってくる人もいるのだとか。 今日もまた一人、マロンくんの魅力にとりつかれてしまった人がいたようです。 「こんにちは~」 おや?またお客さんが来たようですよ? マロン「次のお客さんはどんな人かにゃ~」 人懐こいマロンくんは、みなさんのお越しをお待ちしています。 「マロンに会いに、たくさんの方に訪れてほしい」と、ご住職からのコメントも頂きました。 次は私もお寺を案内してもらえるようリベンジしたいと思います。 皆さんも、是非一度「高沢観音」に来てみてくださいね^^ 日龍峰寺(高澤観音) 岐阜県関市下之保4585 tel 0575-49-2892 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月29日 08時56分04秒
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