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マグロ漁は昭和30年代頃より続けられてきた壱岐の伝統です。 東京の築地では壱岐のマグロは大間のマグロの並ぶとも劣らない評価を得ています。 漁師の皆さんの生きる術であり、島を支える重要な産業の一つです。しかし、そのマグロ漁が漁獲減少という問題に直面しています。 そして、このマグロの漁獲減少に歯止めをかけようと、壱岐市のマグロ漁師の皆さんが立ち上がり、10月22日、勝本町かざはやで「壱岐市マグロ資源を考える会」設立総会が開催されました。 色とりどりの大漁旗が飾られた会場には漁協組合員や関係者、そして来賓を含め400名近い人が終結し、大変な熱気に包まれていました。 マグロ資源の回復に努め、将来的にも持続的にマグロ漁ができる環境づくりを目標に、今後はマグロを獲れるだけ獲るのではなく、産卵期は漁獲を制限するなどの管理を行っていくことを決定し、この動きを国のあらゆる分野に働きかけ、国民運動となるよう行動していくことを目指しています。 総会に続き、水産庁漁業調整課の首席漁業調整官である神谷崇氏により「太平洋クロマグロの管理強化の取組状況と今後の対応について」と題し、講演が行われました。 今後も、会員の知識向上を図ることを目的に、このようなマグロ資源に関する勉強会を定期的に開いていくとのことでした。 熱いがんばろうコール 「壱岐市マグロ資源を考える会」。 この会の結成に至るまでには、中村 稔会長さんをはじめ、多くの関係者方々のご尽力があったことと思います。 今こそ、勝本、郷ノ浦、箱崎、東部、石田の市内5つの漁協と組合員が一つになり、この運動が大きな渦となって全国を動かす「国民運動」につながっていくことを期待しています。 行政もできる限りの支援を行ってまいります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.10.25 13:43:31
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