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壱岐市と朝来市は50数年以上もの間交流を行っており、先日2月28日には「歴史・教育・経済パートナーシップ宣言」を調印しました。これを記念し、現在6月15日まで一支国博物館では特別企画展『陸の要衝 但馬地方の歴史展』(4月18日の日記で紹介しています)が開催されています。
そして、5月11日、兵庫県朝来市より柴田東一郎先生をお招きし壱岐学講座「人はひとりで生きられるか」~小山弥兵衛の生涯をみる~が開催されました。 柴田先生は、和田山町郷土歴史館前館長であり、小山弥兵衛と壱岐の関係について知識が深く、流人小山弥兵衛と心諒尼の物語『遥かなり壱岐』の著者でもあります。 会場はほぼ満席。 柴田先生が語られる江戸時代の義人 小山弥兵衛とその孫娘やえ(後の心諒尼)の生涯を、参加者は大変感慨深い面持ちで聞き入っていました。 なお、会場には柴田先生を応援しようと朝来市の地域応援グループ「ワイワイ21」の皆さんも遠路はるばるお越しくださっていました(写真中央は、弥兵衛が亡くなった後、心諒尼が和田山に帰って興した水月庵(現「水月院」)の現在の庵主) 翌日は、これまでも交流を続けてられている箱崎小学校を訪ねられたそうです。 朝来市の皆さんは、例年「あしべ商工産業まつり」のために来島され、特産物の販売や舞踊でステージ出演をされています。 今年の11月の「あしべ商工産業まつり」にも参加されるそうです。 小山弥兵衛が結びつけた壱岐市と朝来市の貴重な縁。 この結びつきは江戸時代から時を経て現在まで、さらに両市の人々を結びつけ続けています。 ● 壱岐市と朝来市の交流について(壱岐市HPより) (壱岐市広報担当) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.05.16 16:37:04
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