カテゴリ:カテゴリ未分類
東日本大震災の際に起きた東京電力福島第1原発事故により避難生活を続けている福島県楢葉町の2つの小学校児童15人と渡良小学校の5・6年生22人との交流は、昨年から続いています。
昨年8月には、楢葉町児童が修学旅行で壱岐市に来島。渡良小学校児童とお互いの町の特色を紹介し合ったり、一緒にイカダレースを楽しみました。 その後も、手紙や写真を交換するなどの交流を続け、12月には、楢葉町のご好意で渡良小学校の5・6年生22人が福島県楢葉町を訪問し、津波被災地を見学したり、一緒にアイススケートを楽しんだり、と更に交流を深めてきました。 そして、本日3月6日、渡良小学校より代表して3人の児童の皆さんが校長先生や担任の先生とともに来庁。福島県訪問で学んだ現地の復興の様子や、楢葉町の友達との交流を通して感じたことを、手作りの資料を使って丁寧に紹介してくださいました。 今だに不便な生活を強いられながらも、元気に明るく前に向かってがんばっている楢葉町の友だちの姿を見て、自分たちもいろいろなことに「負けない」前向きな心を持ちたいと目標にしていること、そして、普通に学校に通い、ご飯を食べ、普通に生活できていること、この「普通」がどれだけ有難いことなのかを感じた、と語ってくださいました。 復旧支援のため、当市より2年間、職員の派遣を続けてきたことが縁で始まった児童たちの心と心の交流。この素晴らしい体験は、子どもたちにとってかけがえのない宝物となったようです。このたびの楢葉町のご好意に心より感謝いたします。 もうすぐ震災から4年となります。現地の一日も早い復興をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.03.06 16:05:49
|