こんにちは！本日の担当は川平マリンサービスです！

川平マリンサービスのある川平部落では、毎年旧暦の8月に結願祭が行われます。

今年は10月8日に行われました。

結願祭とは、農作物の種子をさづかり神に願立して播種、生育、収穫に至るまで神の加護によって五風十雨に恵まれ、災害もまぬがれ豊作物のとり入れも無事にすべてすんだ事により完結の喜びを得たその感謝と、来期の豊作、住民の幸福を願う神聖な行事です。

川平結願祭は祭日の3日前から神司をはじめ56歳～70歳代の婦人が御嶽の拝殿で2泊3日、夜ごもりして祈願をする『オングマル』から始められます。

結願祭は↑『群星御嶽(ンニブシィオン)』で行われます。

昔々、村人からも尊敬されていた南風野屋に心の美しい娘がいたという・・・その娘がある夜、霊火が群生（スバル）と地上を昇降しているのを見て、錯覚かしら？と思っていると、その後も同じ時刻に同じような霊火をしばしば見て不思議に思い周りの人や村の長老に話し、皆、その霊火はまさしく神の天下りであろうと、霊火の昇降する所を調べたところ、白米の粉で丸くしるしがされていたので神の天下りした場所はここだとして、そこに一社建て、拝んだという。これが群星御嶽で村で御嶽の始まりとなり、村人の信仰の中心となったそうです。そしてその娘は神司になったそうです。

今回、私は『まかない』のお手伝いをしてまいりました！

結願祭スタッフ＆来賓客等の食事の支度をする裏方のお仕事です

祭前日、10月7日ＡＭ　川平の料理上手な美女達十数名が川平公民館に集合です！

鍋でかいですこれでお風呂入れそうー

こちらが↑献立＆段取り表！ひぇぇぇぇぇーこんなにたくさん作るの～

右下手書きでカットバンって書いてあるのは・・・次回買い足した方がよさそうな物を書いたそうな・・・

カットバン・・・

↑この大量のパパイヤをしりしりした時に・・・

あがー

あがー

あがー　と・・・

名誉の負傷者、約3名でたからでしょうね～

ちなみに右側の手がワタクシの手です

続々と料理が出来上がっていくなか、外ではスックン（前夜祭）が始りました！

太鼓、棒術、獅子舞い、舞踊、狂言など稽古したものを祭りの前夜披露し、そのみちに詳しい古参者等の批判を受ける。それをスックンというそうです。

獅子舞い

棒術本番さながらの迫力です！

スックンを横目で見ながら 

そしてみんな大好きジューシーご飯の炊きあがりです

このでかい炊飯器×4回炊きましたよ～

ジューシーご飯は丸いおにぎりに

ジューシーおにぎり、アーサー汁、きゅうりとイカの和え物、パパイヤの和え物、お漬物、他、揚げ物など、激ウマです！

ちょいと休憩して

お次は牛汁です

午前2時過ぎ頃、牛肉カットしてるおじい達、元気です！

午前4時頃美味しくなーれと、あく取り、あく取り

そしていよいよ本番です！

川平の美女達

横笛カッコイイですよねー

すごい迫力です！

ひやぁぁぁー！

川平の結願祭は奉納余興がもりだくさんで見ごたえがあります！

若い人たちがきちんと伝統を受け継いで頑張っている姿は感動ものです！

いつもは見学する側でしたので、今回裏方のお仕事も見れてとても楽しかったです

また来年～

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