横浜市青葉区を中心とする東急多摩田園都市、そこには、数多くの公園があります。
東京急行が発行する「街」という冊子によれば、その数は350ヶ所以上にものぼり、総面積は122万平米、東京ドーム26個分の広さに相当するそうです。それらの公園が街の中にバランスよく配置され、住民の暮らしに潤いを与えてくれています。

ほとんどの公園は、遊具や砂場などを備えた児童公園ですが、それに加え、もともとそこにあった自然を活かして造られた公園が沢山あることが田園都市の特徴でしょう。
代表的なものには、青葉台駅から徒歩10分余の「桜台公園」、藤が丘駅から徒歩数分程度の「藤が丘公園」や「もえぎ野公園」などがあります。

この外にも、田園都市のそれぞれの街に理想的な配置で、こうした公園が設けられています。そこには、池があり、小さな山があり、住宅街にいながらにして自然とふれあい、愉しめる心休まる空間が広がっています。

実は、このような公園は「田園調布」から受け継がれた田園都市の理念の1つであると考えてもよいでしょう。
大正年間、現在の東京急行の前身である田園都市株式会社が田園調布の街を開発した際、もともとそこにあった武蔵野の自然を保存し、永く後世に伝えていくために公園を造りました。それが田園調布の一角にある「宝来公園」です。当初、田園調布会が管理していましたが、現在は大田区に移管され、近隣住民の憩いの場となっています。
田園調布の宝来公園、そして、東急多摩田園都市に点在する多くの公園は、自然と調和した街づくりを行うという田園都市の精神の表れであるといえるでしょう。
晴れた休みの日には、これらの公園を訪れて、田園都市を体感してみてはいかがでしょうか。