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2008年07月29日
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テーマ:東急沿線(46)
カテゴリ:カテゴリ未分類
銀杏並木
 今回は、東急東横線の日吉にあり、私たち田園都市倶楽部の活動の拠点でもある慶應義塾大学日吉キャンパスを紹介したいと思います。

 東急東横線日吉駅から綱島街道側へ出ると目の前に現れる銀杏並木、それが慶應義塾大学日吉キャンパスの入口です。ここでは、慶應義塾大学の総合政策学部と環境情報学部、看護医療学部を除く学部の教養課程の学生が学んでいます。銀杏並木を抜けると、図書館や校舎などの建物が数多く並ぶいわゆる大学の風景が広がっていますが、少しキャンパスの奥まで足を運んでみると、そこには、「蝮谷(まむしだに)」と呼ばれる緑豊かな空間が広がっています。蝮谷には、主に体育会系の部活の練習場などがあり、その周辺には、街中の大学とは思えないようなうっそうとした雑木林があります。一歩足を踏み入れると、色々な生き物が迎えてくれ、授業の合間などに気軽に自然に親しむことができます。第一校舎

 さて、日吉キャンパスの歴史をひも解いてみると、意外にも東急との深いつながりがあります。実は、現在、日吉キャンパスがある土地のほとんどは、昭和3年に東急(当時は東京横浜電鉄)から慶應義塾に無償で提供されたものなのです。大正末期、慶應義塾は、学生数の増加などに伴い、三田キャンパスが手狭になり、大学の一部移転の候補地を探していました。そこに東京横浜電鉄から沿線の日吉台の土地72,000坪余を無償提供するとの申し出があり、「日吉キャンパス」が誕生することになりました。当初、日吉キャンパスには、大学の予科が置かれ、後には、現在の理工学部の前身である工学部(1944年、日吉にあった藤原工業大学が慶應義塾に寄付され設置)も置かれました。銀杏並木の奥にそびえ立つ慶應義塾高等学校の白亜の校舎(第一校舎)は、当時の面影を今に伝えています。協生館
 このような歴史を持つ日吉キャンパスは、慶應義塾創立150年の今年、大きな変革の中にあります。現在、東横線の日吉駅から見て銀杏並木の右側、横浜市営地下鉄グリーンラインの入口近くに、新たな施設が建設されています。「協生館」という名称で、新設される大学院が入るほか、研修施設や音楽ホール、体育施設などもあり、様々な交流や連携を生み出す複合施設として、今年8月に竣工予定です。また、これ以外にも、既存の校舎の建て替えなどが進み、日吉キャンパスは、長い歴史を持ちつつ、新しい時代へと踏み出していこうとしています。
 ところで、銀杏並木の途中にある「来往舎」という建物で、去る7月9日、東横線開通80周年を記念するシンポジウムが開催され、7月8日から10日にかけては、東横線80周年記念写真展が開催されました。こうしたところからも、日吉キャンパス開設以来の慶應義塾と東急の関係をうかがい知ることができるような気がします。この来往舎では、普段から多くのシンポジウムやコンサート、展示会などが開かれ、塾内外の交流を深める拠点となっています。来往舎

 横浜市営地下鉄グリーンラインの開通や東急目黒線の延伸でますます便利になり、慶應義塾創立150年を迎えて構内施設が充実しつつある日吉キャンパス。これからの大いなる発展に、塾生としても期待しています。


 参考資料
  ・「塾」1996年NOVEMBER(No.201) 慶應義塾
  ・「塾」1998年MAY(No.212) 慶應義塾







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最終更新日  2008年07月29日 07時30分27秒
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