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カテゴリ:映画感想
たぶん、お父さんは月曜日に観に行ったと思うのですが・・・。
わたしも気になっていた映画なので、観に行ってきました。 今回の映画はこちら 以前、原作を書いている吉田修一さんの同タイトル『怒り』も読んでいて、お父さんの云うところの「絶対に映画は原作を超えない」もあったので、迷ったんだけど・・・。 まぁ、今回は最近のお気に入り綾野剛くんも出演しているし、しかも吉田修一さんの原作で映画化された『悪人』にも出演していた妻夫木聡くんとのラブシーンもあるんだってことだから、かなり興味津々だし。 ストーリーも少し変わっている感じがしていたのですが、だいたいの話の流れは原作通りだったので良かったです。 自分のかなり身近なところに現れた、正体不明の人物がいたとして(ってか、正体不明な時点ですでにもう怪しすぎますけど)、その得体のしれない人が過去に起きた残忍な殺人事件の犯人に何となく特徴が似ていたりしたら・・・? 信じたいと思っている本人だけじゃなく、人は誰かとつながっているものだから、周りの人達も巻き込んでしまうこともあったりするし、人は秘密を自分の胸の中にだけとどめておけるほど強くもないしね。 ベースとなっているのは、東京都内の比較的仕事でも成功しているけど性的に普通ではない男のプライベートだったり、 千葉の漁港で働いている片親だけどがんばっている父親と精神的に少しだけ危ういところのある女の子の家庭だったり、 異性関係にルーズで問題を起こしてしまう母親を持った女子高生だったりするのだけど、 それぞれみんな必死で生きているはずの日常だったのに。。。 人の優しさに付け込んだのか、そもそも優しさなんか感じることもなく人がリアクションすることが自分の思い通りに行くことだけを楽しんでいたのか、違うリアクションをする人に対して自分勝手な感情をぶつける人なのか?? この3か所で起きた、謎に包まれた人物の登場と過去の殺人事件の関連はあるのか? 信じたい、大切な人を失いたくない気持ちと、何か得体のしれない“怖さ”を抱え込んでいる、そんなストーリーなんです。 原作と違うのはラストなのですが、原作で内容をしっかりと把握している人には蛇足に思えるけど、原作を知らない人にはそれぞれの場所と人との完結されるシーンは必要なのかもね。 かなり俳優陣も豪華な感じもしますが、無駄なキャストがごちゃごちゃ出てこないし、表現もそれぞれ全く違う環境なのにうまくリンクするような映像のつなぎ方もよかったと思いました。 演技もすごく迫真に迫っている感じがするし、リアルな感情表現がとにかくすごかったと思いますよ!! ご興味があったら是非どうぞ → 映画『怒り』公式サイト 原作も面白かったので、映画を観た後の方も、観る予定が特にない方も、読んでみてください。
自分の中の弱さや、強さを感じるかもしれません。 あしたは・・・本日のランチをUP予定です。 かなり“お一人様”ライフが充実しているのか?禁断のひとり○○も、意外と平気だったりする自分が怖くて、少し悲しいかも?! まぁ、それはそれでいいと思うんだけどさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.28 20:30:04
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