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madamkaseのトルコ行進曲

madamkaseのトルコ行進曲

私が旅したトルコの都市・町や村 その2


私が旅したトルコの都市・町や村 その2

このページ、工事中です。追々写真も載せていきますのでどうぞよろしく。


4.アナトリア北部

◎ カラブュク市(カラブュク県)
 市の中心地のすぐそばに、トルコで最初にして最大の鉄鋼会社「カルデミル」が今も操業を続けている。

◎ サフランボル(カラブュク県)
 イスタンブールから400キロあまり東へ。日本人旅行者の間にあまりにも有名な世界遺産のサフランボル。飛騨高山や白川郷の合掌造りのように、2階が張り出した独特な形の木造建築の家々が狭い谷間に建ち並んでいる。旧市街であるチャルシュには可愛い土産物屋が建ち並び、フドゥルルックの丘、オスマン朝時代に築かれた水道橋、奥深い鍾乳洞など、見どころ一杯。
サフランボル


◎ アマスィヤ市(アマスィヤ県)
 イスタンブールの東671キロ、山峡をうねるように流れるイエシル・ウルマックのほとりに太古から開けた城砦都市。山頂のハルシェナ城址から見下ろす景観が素晴らしい。トルコで最大のりんごの産地。また大理石などの鉱床もあり、良質の大理石が産出されている。


◎ カスタモーヌ市(カスタモーヌ県)
 イスタンブールの東507キロ、黒海の海岸から100キロの古い城砦都市。古代から物資の集散地だった。

◎ ボズクルト村(カスタモーヌ県ボズクルト郡)
 黒海に近い山峡の郡部にある小さな町。ここの山間部で日本企業が湧水から飲料水を製造すべく工場を建設している。(2007年夏完成予定)

◎ イネボル村(カスタモーヌ県イネボル郡)
 黒海沿岸の鄙びた農村。農民達の生産物が産地直送で毎日曜日、イスタンブールでもカスムパシャ地区で開かれる。(残念ながら2007年で閉鎖された)

◎ チョルム市(チョルム県)
 トルコ有数の農業県で、ことに米の産地として有名な「トスィヤ」「オスマンジュック」などの郡部からは良質の水稲が産出される。またトルコのおつまみとして有名なレブレビー(ヒヨコマメ)の最大の産地でもある。

◎ ボアズキョイ村/ボアズカレ・ハットウシャシュ遺跡(チョルム県)
 かつて強大な帝国を築き、エジプトのラムセス王朝とも交流があったとされるヒッタイト王国の首都、ハットウシャシュの広大な遺跡がある。近くには祭礼に使われたと思しき、大規模な岩山のレリーフ、ヤズルカヤ遺跡もある。またアラジャホユックもすぐそばに。イスタンブールからは東南東へ約650キロ。

◎ ギョル村(チョルム県)
 イスタンブールから東へほぼ520キロ。山懐の小さな村には、深い緑色のギョル(湖)がある。夏の遊牧民の放牧地、ヤイラで澄み切った空気と緑の風の中で暮らすと長生きが出来そうである。


◎ ヨズガット市(ヨズガット県)
 イスタンブールから東南東へ約670キロ、アナトリアのほぼ中央の商工業都市。トルコでも最大級の流通機構「Yimpas」デパートの本店がある。

◎ トカット市(トカット県)
 アマスィヤとスィワスの中間にあり、セルジュク王朝時代、重要な政治・経済の拠点でもあった。伝統的なトカット・バスク(色落ちしない型染め)で彩られた布、とくにテーブルセンターや装飾品が有名である。

◎ スィワス市(スィワス県)
 イスタンブールから東南東へ約900キロ。セルジュク朝時代、カイセリと並んで首都コンヤ同様に栄えた町。市内のあちこちにはいまもなお、セルジュク朝時代(11~13世紀)の建造物が残り、東に200キロほど行ったディヴリイのウル・ジャーミイは世界遺産となっている。

◎ ディヴリイ村(シワス県ディヴリイ郡)
 現在は山峡の小さな村に過ぎないが、世界遺産に登録されたウル・ジャーミイがあることで有名。1228年、メンギュジュック王朝のアフメット・シャーが建築家アフラットゥル・ヒュッレム・シャーに建てさせた豪華絢爛たる3つのカプ(入り口)を持つモスク。

◎ ザラ町/ギュヘルタシュ村(シワス県)
 シワスから東へ65キロのザラは養蜂がさかん。そこから山道を北へまた40キロあまりでギュヘルタシュ村に到達する。ここは海抜1,900メートル。過疎の村は人口400人ほどに減ったが、夏は各地に散らばった村人が帰省してくる。夏のヤイラには緑が豊かだ。

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5.ギュネイドウ(トルコ南東部)

◎ ガージアンテプ(ガージアンテプ県)
 イスタンブールから1150キロ南東に位置するガージアンテプは、良質なピスタチオの産地としてつとに有名。昔から銅製品でも定評があり、民芸品ではアンテプ織りという繊細な布地も知られている。郷土料理では隣のシャンルウルファと並んで、トルコでも一、二を争うほどの味自慢。ユーフラテス川のほとりにあるゼウグマから出土した美しいローマ時代のモザイクも有名である。
 
◎ シャンルウルファ(シャンル・ウルファ県)
 ガージアンテプの東、シリアと国境を接するシャンルウルファは預言者イブラヒムの生誕地。またハリル・ラフマン・ジャーミイには伝説の聖なる魚の棲む池があり、敬虔な信者で賑わう。ここも食道楽の人にはたまらないウルファ・ケバブやラフマジュンなど、肉料理のメッカである。

◎ アドゥヤマン(アドゥヤマン県)
 世界遺産のネムルート・ダウ(山)を擁するアドゥヤマンはマラティヤやエラズーと並ぶメソポタミアの肥沃な大地に恵まれて農業が盛んである。

◎ キャフタ(アドゥヤマン県)
 ここを拠点に世界遺産ネムルート・ダウに登る。

◎ マラティヤ(マラティヤ県)
 文明の発祥地メソポタミアの豊穣な大地にあり、農業ことに果実の栽培が盛んで、フラット(ユーフラテス川)を堰き止めた巨大なダム湖がある。果実の中でもカユス(あんず)の名声は高く、大粒の甘い逸品を産出する。

◎ ワン市/ワン湖・ワン城(ワン県)
 イスタンブールから東南東へ1,642キロ。琵琶湖の5.5倍に当たる3,713平方メートルのトルコ最大の湖、ワン湖周辺には、紀元前クルド人の王が支配するウラルトゥ文明が栄え、湖の東岸に聳える岩山の頂上にワン城を築いた。昔からワンはキリムの特産地として有名。ワン猫と呼ばれる純白の猫は、左右の目の色が違うオッド・アイ、泳ぐことが出来る。ワン湖は薄い塩分を含み、苛性ソーダ分が強く、湖底には大きなウラン鉱床があると言われている。

◎ ゲワッシュ村/アクダマル島(ワン県)
 ワン市から南西へ70キロ、ワン湖の南岸にある村の船着場から渡るアクダマル島には、古いアルメニア教会が残っている。外壁に刻まれたレリーフが見事である。

◎ ウンセリ村(ワン県)
 ワン市から北へ80キロ、ワン湖の北岸にあり、農業で生計を立てる小さな村。現在、開発計画で別荘などを売り出している。

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6.クゼイドウ(トルコ北東部)

◎ カルス(カルス県)
 イスタンブールから東へ1,428キロ。海抜1,700メートルの高原に位置する。酪農がさかんで、カルス・ペイニール(チーズ)は有名。そのほか、ガチョウの飼育ではトルコ随一。国境の町らしく、たくさんの少数民族が居住している。
 
◎ アニ遺跡(カルス県)
 カルスから東に50キロほど行くと国境の渓谷の手前にアニ遺跡がある。1000年ほど前に栄えた町で、今は風化に任せる荒涼たる光景が存在するばかり。アルメニア教会の跡も、イスラムのモスクも等しく寂れきっている。

◎ ドウバヤズット(アール県)
 ワンから200キロほど北へ。アール・ダウ(アララット山)の見えるドウバヤズットには、17世紀から99年の歳月をかけて建設されたイサーク・パシャ宮殿がある。

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7.黒海地方

◎ キリオス村(イスタンブール県)
 黒海に面したヨーロッパ側の村。イスタンブールの人々の保養地、海水浴場がある。最近はお洒落な別荘を建てる人も増え、開発計画が進められている。

◎ カラブルン(黒い岬・イスタンブール県)
 キリオスからさらに北西に行った漁業の村。近辺の海からサザエに似た大きな巻貝が獲れ、日本企業なども買い付けにくる。日本で珍味として売られている食品の中には黒海産のこの巻貝を原料としたものがある。

◎ リヴァ村(イスタンブール県)
 黒海に面したアジア側の海岸にあり、ここも夏は自然一杯の海水浴場や森でのキャンプなど、イスタンブールっ子で賑わう。

◎ シレ(イスタンブール県)
 イスタンブール中心部から北東へ山道を60キロくらい。アジア側にある古い漁業の町。夏は海水浴場としても賑わい、イスタンブール市民が足を伸ばす。岩だらけの海岸には、ビザンティンの朽ちた古城の跡があり、冬、風が激しいとこの城壁の穴を吹き抜ける風が物悲しくヒュルヒュルヒュ~と、慟哭するがごとく音を立てるという。

◎ ポロネズキョイ(イスタンブール県)
 黒海に近いアジア側にある、ポーランド人の居住区。彼らはもちろんトルコ生まれ、トルコ国籍でトルコ語を話す。酪農が盛んで豚も飼育し、村内にはフィットネス・健康施設や病院などもあり、イスタンブールの保養地となっている。

 
◎ サムスン(サムスン県)
 イスタンブールから北東へ約740キロ。黒海に面したサムスンは、1919年5月19日に「救国戦争」を起こす決意をしたムスタファ・ケマル将軍(のちのアタテュルク)が上陸し、連合軍打倒、世俗主義国家設立への第一歩を印した歴史的な町として知られている。農林水産業もさかん。ギレスンなどと並んでフンドゥック(ヘーゼルナッツ)の一大産地である。トルコ専売公社のタバコ工場がある。

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8.地中海地方

◎ アダナ市(アダナ県・トルコ有数の大都市参照)

◎ ジェイハン町(アダナ県)
 悠久なるチュクロヴァ平野を流れる2つの大きな河川のうち、セイハン川はアダナ市内を通って地中海に、そしてジェイハン川はジェイハン町を通りイスケンデルン湾の出口にあるアーヤタン湖に注ぎ込む。アダナの町から70キロの静かな田園町ジェイハンには、ビザンティンの遺跡ユラン・カレ(蛇の城)が聳え立つ。

◎ カラタシュ町(アダナ県)
 アダナより南に50キロ弱、ジェイハン川の河口に近いカラタシュは漁業と綿花の町。地中海に面したカラタシュ郡は、塩湖アクヤタン・ギョル、アーヤタン・ギョル周辺の一大湿地帯と干潟を有し野鳥・水鳥・海亀の天国ともなっている。

◎ ディレッキカヤ村/アナワルザ城遺跡
 アダナ市から北東へ70キロ、切り立った崖の上に紀元前9世紀にアッシリア人によって築かれたと言われるアナワルザ城とアナワルザ古代都市の遺跡がある。ローマやビザンティン時代にはアラブ族の侵入を防ぐ砦であった。村のあちこちにローマ時代のモザイク遺跡が残されている。

◎ コザン町/コザン城遺跡(アダナ県)
 アダナより90キロ北に、アッシリア人によって紀元前に築かれ、その後9世紀にアッバス王朝、11世紀セルジュク王朝と十字軍に、さらに12世紀にはアルメニア公国の支配下となったコザン城をシンボルとする町。綿花と酪農が盛ん。

◎ ポザント町(アダナ県)
 昔の宿場町。ネヴシェヒール、ニーデ方面からアダナに行くとき、中部トロス山脈を越えるとポザントに出る。アダナ名物シャルガム・スユを売る店が街道に並んでいる。
 
◎ メルシン市(イチェリ県)
 地中海側最大の貿易港湾都市。トルコ海軍の基地もある。アダナと並ぶ豊かな土壌で農業も盛んである。名物としてニンジンを甘く煮詰めたお菓子ジェゼリエは栄養価も高く人気がある。

◎ タルスス町(イチェリ県)
 キリスト教徒の人にすれば、一度は訪れてみたい聖パウロの生地。メルシンの東にあり、生家と井戸が残っている。また滝の公園があり、市民や観光客の憩いの場となっている。

◎ タシュジュ町(イチェリ県)
◎ アランヤ市(アンタルヤ県)
◎ アクス町(アンタルヤ県)
◎ ペルゲ・アスペンドス遺跡(アンタルヤ県)
◎ オリンポス・ヤナルダー(アンタルヤ県)

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9.北キプロス

◎ レフコシャ(首都)
◎ ギルネ
◎ ガージイマウサ/サラミス遺跡







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