2625850 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

madamkaseのトルコ行進曲

madamkaseのトルコ行進曲

チュクルジュマ界隈のお馴染み猫達


★チュクルジュマ界隈のお馴染み猫達★

このページ、工事中です。追々写真も載せていきますのでどうぞよろしく。


☆ チュクルジュマは、イスタンブールのお洒落な繁華街ベイオールの一角にある昔ながらのアンティーク・ショップ街です。少しだけお見せしましょう。

向かいの大工さんの家


★私は犬でも猫でもありませんよ。でもね、特別出演頼まれたのよ!★

マルガリータさん
 マルマラ海に浮かぶブルガス島に住んでいるルム(ギリシャ人)のおばあさん。もう何十年も火曜と金曜の週2回、鶏がらや牛筋などで煮込んだマカロニを両手の手提げ袋にいっぱい提げて、シルケジの船着場からこのチュクルジュマやジハンギルの猫達に配りに来る。
 コンテスをことのほか可愛がっていたが、わが家で保護しているので見られなくなったのが寂しいという。娘はコンテスの写真を撮ってマルガリータさんにプレゼントした。

マルガリータさん



★ボクは猫ではありませんが、特別出演です★

◎ ビクター 犬♂ (1987.4.16~2001.4.25) 15歳で没
 今はもう星になってしまったビクターは、やむにやまれず運賃3,000ドルも払って日本から連れてきたシベリアン・ハスキー。ジハンギル・チクルジュマ界隈きっての有名な犬となり、みんなに愛された。2001年4月25日老衰で大往生。ベルグラードの森で松の大樹の元に静かに眠っている。

ビクター


☆家猫・毎日会う猫☆

◎ コンテス ♀ 推定年齢10歳以上
 mahalle kedisi(街の猫)としてみんなに愛されていたが、最初の交通事故で失明、飼い主が引越しのとき放棄され、以来私達親子が餌の面倒をみる。02年私達の留守中大病を患い、死亡寸前イタリア高校の先生ビルジニアさんに助けられて入院。その後、目が見えないため04年夏再び車に撥ねられ顔を損傷、ビルジニアさんと私が救急病院に運び、顎が砕けて風前の灯だったが幸い手術が成功、一命を取り留めた。以来、私と娘がわが家で面倒を見ている。

盲目の貴婦人コンテス


◎ カラクズ ♀ (1999~) 7歳
 漆黒のつやつやした毛並み、黄土色の大きな目。最初の妊娠はバイクに撥ねられ流産、2度目は餌を食べに出て来た隙に子猫をいたちに噛み殺された。3度目の出産で子育て中、真夜中に子猫達4匹を従え、通りを渡る訓練を繰り返し施すなど、非常に賢い猫。風邪を引いたので娘が入院させたら、近所のおばさんが勝手に獣医に避妊手術を指示、それきり子供を産めなくなってしまった。いつも向かい側のどこかにいてわが家を見ている。ベランダに顔を出すと飛んでくるキュートで可愛い猫。
 
カラクズ


◎ サルクズ ♀ 推定7~8歳。
 常に身重で大きなおなかを地面すれすれに揺すりながら歩いていて、年に3回も出産するのに子猫がまともに育ったことがなかった。ちょっとおつむの弱い猫と思われていたが、ついに汚名を返上するときがきた!

 サルクズと子猫達


◎ ヨスン ♀ 2歳
 日本猫風なベシ子が残した最後の3姉妹のうち、白と黒の美人猫。2004年7月2日生まれ。2度目の出産で子猫達を亡くし、デプレッションに陥ったが、5日目にアトムが生き残っていたのを知り、俄然立ち直った。

母猫ヨスン


◎ アトム ♂ 
 ヨスンの息子。2004年10月12日生。同時に生まれた兄弟達が何者かに殺されてしまい、ただ1匹生き残った。5日間母乳が飲めなかったので小さく、痩せていたが、母子ともわが家に引き取って育てた。

鉄腕アトム 肩乗り猫 鉄腕アトム

◎ シャルル ♂ 5歳
 ヨスンより2歳年上の兄で、三ツ星とは同腹の弟。ベシ子の2002年秋の子の1匹。大きな緑色の目の持ち主で、グレーの背中の真ん中にひし形の白い模様がある。ゴミ箱アサリが大好き。ハンサムなのにいつも汚れている。

シャルル


◎ 三ツ星 ♀ 5歳
 弟のシャルルと同腹とは思えないくらいきれいな子。背中に3つの濃いグレーの丸い模様があるところからこの名をつけた。ジャンプ力抜群なのは母猫ベシ子譲り。4階のわが家に隣のビルから飛び移る。かつて母猫が座っていたベランダの柵の角に座るのが好き。さすが親子。(下のほうにいるベシ子の写真をご覧ください)

ヨスンの姉 三ツ星


◎ タワクズ ♀ 推定5歳 
 タワシの娘。毛色は真っ黒で、カラクズと同じ。顔立ちがちと違い、不器量の域であろう。頭の程度もだいぶ差がある。でも甘えん坊で足元に体を擦り付けてくるのは、タワシ譲り。

タワクズ


◎ パムック ♀ 年齢不詳
 長毛の三毛猫。事故か生まれつきか前の左足がない。しかしいつも手入れの行き届いたきれいな毛並みをしている。

◎ フェリックス ♀ 推定7~8歳
 わが家の裏庭でサルクズと同時期にいつも出産。サルクズがえさを貰うとまず自分で食べてしまい、子猫を餓死させてしまうのとは違い、えさをまず子猫達に運んでやる賢い母猫。(サルクズも今はいいお母さんだが)

フェリックス

◎ グリークズ



☆ オス猫軍団 ☆

◎ テキル ♂ 推定10歳以上
 10年あまりチュクルジュマに君臨する最強のボス。コンテスと同腹の兄弟といわれるが真偽は定かでない。キジ猫特有の美しい縞模様で全身が覆われている。

チュクルジュマのボス、テキル

◎ ギャース ♂ 5歳
 向かいの大工のおっかさんに捨てられて交通事故に遭い、ピスコロジ・ボズック(心が傷ついた)になる。誰を見てもギャーッと叫びを上げて襲い掛かった時代もあった。ヨスンがどうしてこいつに惚れたのか謎。第1回の出産の3匹、第2回の子アトムも彼の子。後ろ足が異常に長くガニ股でとっとと走る。

アトムの父親ギャース

◎ ヒットレル ♂
 ヨスンの父親。テキルの陰で目立たない痩せ猫だったが、最近歳も取り、貫禄が出て来た。無愛想なのでこの猫の頭を撫でるのは私達親子だけ。

◎ ミミクロ ♂
 ヨスンの兄シャルル、姉三ツ星より一期前の兄らしい。

◎ 朝青龍 ♂
 テキルによく似たキジ猫だが、目が細く吊りあがっていて横綱と顔がよく似ている。最近、貫禄がついたが目下周遊旅行中。

◎ 足けがテキル

◎ キイロ
 2005年春からカラクズの追っかけとなり、初夏には交通事故で死に掛けたがカラクズ恋しさに持ち直し、ついに58番地猫の仲間入り。人懐こい。

キイロ

◎ サルハマム
 ハマムのお兄ちゃん達が可愛がっている猫。鼻面、襟元、腹、前足が白く、もしかすると、こいつがサルクズの子猫達のお父さんかも。キイロにも可能性はある。カラクズが「ふん」と相手にしないので、サルクズに鞍替えしたとすれば・・・

サルハマム


☆ 去年までいた忘れ得ぬ猫達 ☆

◎ タワシ ♀
 見た目が無口で無愛想なのに、足元に擦り寄ってくるタワシは、2004年6月8日わが家の隣にある骨董屋の壷の中で出産、娘が子猫5匹とともに引き取り、その後私が子育てに協力。1ヵ月後、退院した重症患者コンテスのために外に出した。しかし、生後3ヵ月経ったところで、避妊手術から帰った朝、突然子猫達が4匹いっぺんに行方不明に。悲しみの中で彼女もやがて姿を消した・・・

タワシ タワシ最後の子供達 
 
◎ ベシ子 ♀
 三ツ星、シャルル、ハナクソ、ミミクロ、ヨスン、ハムシ、故イスタブリットなどの母猫。おとなしい猫だったが抜群の運動神経の持ち主で、隣のビルからわが家に飛び移ってくる。最後の出産(2005年はじめ)で、カプジュに子猫への通り道を塞がれ、悲しみの中で痩せ細ってとうとう行方不明に・・・

ベシ子

◎ ルーチェ ♀
 2005年6月1日、チュクルジュマ通りで交通事故に遭ったらしく、鼻と口から大量の血を流しながら、ぐるぐる旋回していた子猫。3ヵ月か3ヵ月半だった。娘が獣医に手当てして貰い、家に引き取り、毎日点滴に通う。7月の日本行きを断念してまで面倒を見たが、一時よくなる気配はあったものの、結局8月31日夜、星になってしまった。娘の運命的な最愛の猫。

ルーチェ そっくり

◎ チビータ
 サルクズの子猫。オスメスはっきりしない。2005年7月半ば、生後3週間足らずで育っていた庇から転落、サルクズが面倒を見なくなってしまったのでわが家に引き取る。瀕死だったが、動けないルーチェの懐に抱かせて温め、2匹とも相互作用で回復に向かう兆しがみえたが、チビータは母猫サルクズが迎えに来た声を聞き、私達が少し目を離した隙に、4回のベランダから転落、手当ても空しく星になってしまった。わが家に来てからたった8日間のはかない命だった。
 2匹の子猫の死のあと、9月下旬にワンに旅をした私は、そこで亡くした2匹にそっくりな子猫が刺繍されたキリム(スマック)と出会う。

チビータ そっくり

 




© Rakuten Group, Inc.