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madamkaseのトルコ行進曲

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madamkaseの日記 イスタンブール虹の街

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2010年03月18日 楽天プロフィール Add to Google XML

 スッテンコロリン
[ チュクルジュマ界隈/猫ばなし ]    


【3月18日・木曜日】

 実は夕べ、ニケ親子と裏庭の猫達に餌を配ったあと、引き揚げようとバサマック(数段程度の短い階段)を降りきったところで、ものすごい勢いで足がすべり、仰向けにスッテンコロリ~ンと転倒してしまった。

 数日前から裏庭に捨てられてあった断熱材のパネルを2枚重ねて誰かが敷いたので、前の日の雨で2枚の間に水が入り、私が右足をついた瞬間にザーッと上のが滑ったのだった。

 悲鳴を聞いてブラック・ウスタと見習いの黒いオルフェ、メフメット君が助けに来てくれた。
 両手を引いて身体を起こして貰ったが、転んだ瞬間に頭を階段の角にぶつけまいと首を必死に起こしていたので、首の後ろの骨、つまり左右の肩甲骨が交わるあたりをしたたかに打っただけで済んだ。

 でもこれも幸いに着ていたジャケットがキルティングで、後に頭巾がついていたのでショック・アブゾーバーの役目を果たし、ひどい怪我はしなかった。

 ブラック・ウスタは、妻のアイシェの母親が、5~6年前に街の階段で下りるとき足を滑らせ、ものすごい勢いで仰向けに転倒したため、後頭部を階段の角にぶつけて意識不明となり、4度にわたる手術で半年後にようやく退院したのだそうだ。
 その経験から、私の後頭部をたいそう心配してくれた。

 幸い、今朝起きたら、転んだ瞬間宙を蹴ってしまった右足の膝が少し痛み、首の後ろの骨が痛む程度でたいしたことはなかった。それでもなお、全身に筋肉痛を感じ、今日はブログの更新がやっと、このあと少し横になって休もうと思う。

 それにしても去年の6月初め、このバサマックの一番上を踏み外し、顔面強打の痛い思いをしたのも記憶に新しいのに、またまたこんなことに。

 この階段は引っ越してきたばかりの頃は裏庭に抜けられなかったのを、区役所が階段をつけてくれたのだそうだ。
 しかし思い切り手抜きと言うか、高さに比べて段数が少ないので、足の長い若い衆ならともかく、歳をとったことに女達には上り下りがたいへんな難行なのである。

裏庭から踊り場まで
踊り場から通路まで
裏庭から踊り場まで、踊り場から通路までこんな風に続く階段
一段の高さが半端でないので上るも下りるも一苦労


 今朝、下の子猫達に新しい砂を持っていってやるついでに改めて階段を見てみたが、人間工学などまったく考えていない工事で、しかもカプジュはこの辺を誰かに言われない限り掃除しないので、いつも汚れ放題、見かねて私がたまに掃除するくらいなものである。

「ワッラー、コルクトゥム。アズカルスン、ビュユック・キャーブス・バサジャクトゥ(イヤハヤー、恐ろしかったよ。もうちょっとで、大きな凶事に見舞われるところだったよ)、ジャポン・テイゼ」

 ブラック・ウスタはブルブルッと身を震わせて言った。ああ、これだけで済んだなんて本当によかった、よかった。
 これからも十分注意しながら餌をやりに行かなくてはならない。

 裏庭ではまた深い穴に落ちた猫がいる。この穴の上を、家主は金網などで塞ぐ気がないので、猫が落ちるたびそのビルの最上階に住む家主のベルを鳴らさなくてはならない。

 5階から不愉快そうに顔を出した家主の女性に、「いい加減にしておくれっ!」と怒鳴られながら、猫の救出に向かうのも厄介な仕事だが、今日は幸い、ブラック・ウスタとメフメット君が行ってくれることになった。


落ちた猫
顔の下半分と首筋の白い茶トラ猫が悲しそうに鳴いている
あと少しだよ~、待っててね

 





madamkaseのトルコ本 犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房)











Last updated  2010年03月18日 18時23分08秒
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○ Re: スッテンコロリン    矢野材木店さん


○ Re:スッテンコロリン(03/18)   あじゅるえずめさん


○ Re:スッテンコロリン(03/18)   noriko5858さん


○ Re[1]: スッテンコロリン(03/18)   madamkaseさん


○ Re[1]:スッテンコロリン(03/18)   madamkaseさん


○ Re[1]:スッテンコロリン(03/18)   madamkaseさん


○ 驚いた~   たま さなえさん


○ Re:驚いた~(03/18)   madamkaseさん


○ Re:スッテンコロリン(03/18)   marnon1104さん


○ Re[1]:スッテンコロリン(03/18)   madamkaseさん

marnon1104さん
-----
>読んでいて、ざわざわしてしまいました
>骨折などされずに済んで
>本当に良かったですね

>猫ちゃんと比べても、この階段
>結構段差がありそうですね

>独り暮らししていた私の父が
>雨の日に数段の外の階段で滑り
>両手首を骨折し、ショック性急性肺炎に
>なって入院した事があります

>どうぞお気を付け下さいね

★ありがとうございます。何しろこの階段はほんとうに段差がありすぎです。アパルトマンの2階に住んでいるテイゼ(おばさん)は75~80歳くらいですが、通院の行きかえり、孫の青年が腕を支えて上らせ、下りさせています。私も10年位前に階段ができたばかりの頃はトン、トンと普通に上り下りしていましたが、最近は一段ずつ足を揃えてからまた下りる、というふうになりました。自分の年齢を考えるともうそれが普通なのだ、とちょっと寂しい思いです。
 その階段を上って裏庭に出ると、その上の道につながり、さらにタクタキ坂という急勾配を上り、最後に十数段の広い階段を上るとジハンギルの街です。出て行くのが年々億劫になってきました。

>落ちた猫ちゃんの悲しげな声が
>私の耳にも聞こえて来そうです
>今頃はすでに助けられて、
>裏庭を天気に走り回っているのでしょうね^^

★写真を撮ってからじきに出してもらったようです。ここにはアトムやコマちゃんすら落ちたことがあります。アトムはしかも2回も。^^


(2010年03月20日 15時14分17秒)

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