カテゴリ:講演会
みなさんこんにちは。
産後セルフケアインストラクター &NECワーキングマザーサロン現場スタッフ &マドレジャーナル解剖学担当の水口陽子です。 10月1日にマコ先生が登壇された、乳がん予防講演会に参加しました。 目からウロコの話ばかりだったので、ツイッターに振り返りを 書いたのですが、その内容をこちらでもご紹介します。 会場は北区王子北とぴあスカイホール。 はじめにNPO法人マドレボニータ・吉岡 マコ氏、 日本乳癌学会認定医・専門医・堀文子氏、 乳がん患者会「あけぼの会」会員・島崎亮子氏による対談。 司会は北区健康生きがい課王子健康相談係・成玉恵氏 まずは「吉岡マコさん乳がん健診体験」と題して、 堀先生のクリニックに行った様子をプロジェクターで見ながら 検診の流れを見ていきました。 問診→触診→超音波(エコー)→マンモグラフィー→検査結果確認 (ちなみに堀先生のクリニックがある荒川区町屋は NECワーキングマザーサロン@荒川の会場でもあり、 荒川サポーターとして勝手にご縁を感じてしまいました) 20~30代は乳腺の繊維質が張っていて、 実はマンモグラフィーでは確認しにくいことも! その場合もエコーで詳しく見ることが出来るそうです。 また40代は乳腺の繊維質と脂肪によってまだらに写って さらに確認がしにくい&発症率が高いとのこと。 検診内容の目安は、 20~30代:自己触診+超音波 40代:自己触診+超音波+マンモグラフィー 50代~:自己触診+マンモグラフィー と教えていただきました。 「マンモグラフィーは痛かったか?」という質問に 「普段と違う状況なので身体に力が入ったが、 深呼吸してリラックスしたら聞いていたほどの 痛みはなかった。」(マコ先生) 「乳がんは早期発見して治療すれば完治する。 2cm未満のしこりで10年生存率(で完治とするそう) 90%以上。しかし、2cm未満のしこりを自己触診で 見つけるのは難しいので、検診を受けて欲しい。」(堀医師) 次に乳がん患者として治療を行い、 定期検診6年目の島崎さんによる体験談。 乳がんがわかったときの心境や、治療中に考えたこと& 行ったこと、そして現在参画してるあけぼの会についての思いを お話してくださいました。 検診の受診率が低いことに痛い嫌な思い出や、 「乳がんと診断されたらどうしよう」という不安によって 検診から足が遠のくケースが多いようです。 「しかし40になって受診した時異常なしと聞き、 検診も行かずセルフチェックもやらなくなった4年の間に 発症していたとを思うと、もっと早く行っておけば・・・」(島崎さん) 以前配られたステッカーによって自己触診と、 「まずは外科に。乳腺外来があればなお良い」の知識があり がんを発見することが出来たと語る島崎さん。 「知ることが力になる。情報を独り占めしないように」と 活動されていることをお話されていました。 「乳がんの種類や進行具合は人それぞれなので、 『もう助からない』と治療をあきらめずに、 主治医の話を信じて聞いて欲しい。 気になったことはどんどん聞いて、 話し合いながら治療方法を決めて言って欲しい。」(堀医師) 自分だけで決め付けずに専門家に相談すること、 納得のいくまで医師とコミュニケーションをとることの 大切さをあらためて感じました。 対談後は島崎さんによる自己触診法のレクチャーと、 マコ先生による胸とも関係の深い肩まわりのケア法を行いました。 どちらも「続けることが大切!身につければ一生もの」の セルフチェック&セルフケア法でした。 会場にきていた赤羽サロンサポーターの きょうちゃん・ふくちゃんと一緒に記念撮影 会場に設置されているNEC ワーキングマザーサロンのチラシを見て、 「保育室にも持っていって手渡ししたい!」と 実に頼もしかったです。 「知ることが力になる」という言葉がとても胸に響き、 私も産後ケアについて知ってもらい、気になった時に すぐ参加できるよう、これからも活動を続けていこうと 強く感じた時間でした。 あけぼの会の島崎さんと。 産後ケアをじっくり伝える産後のボディケア&フィットネス教室 全国各地で開催中です。 ぜひお近くのクラスにご参加ください☆ ちなみに私が担当する赤羽クラスは、 【11月コース】10/27・11/10・17・24日(水)⇒お申込み受付中 です。ご連絡お待ちしています (文責:水口陽子) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.04 23:57:05
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