シャトーヌフ・デュ・パプ・トラディション2013(マリー・エ・フランソワ・ジロー)
久しぶりにローヌの赤を。牛の肩ロースに合わせて開けてみました。カシス、ブラックベリー、イチジク、ブラックペパーなどの芳しい香り、完熟した黒い果実感、品のある美しい酸、きめ細かくシルキーな肌触り、奥行きもあって非常に洗練されていて、腰もしっかりとしています。後半開いてきて、華やかでフローラルな魅力も出てきました。旨みも重層的に攻めてくる感じで、余韻も美しいです。しっかりとしたフルボディ―で、香り高く、酸が美しい、しなやかな旨みがあって魅惑的なワインです。肉料理と合わせると可憐な魅力も出てきました。予想をはるかに上回る素晴らしさです。今度見つけたら、是非、購入したいです。素敵なひとときを楽しませていただきました。関連記事2016年3月 2014 コート・デュ・ローヌV.V.