出張ついでに釣りをしたり、北東北や九州への短期間の遠征に新幹線や飛行機を使うときには、必ずレンタカーのお世話になります。
そんな時、僕の場合、キューブやデミオを利用することが多いです。運転するだけであればもう1ランク小さいマーチあたりでも問題はぜんぜんないんだけど、マーチでは寝るスペースが取れないのです。ところが、１ランク大きなキューブやデミオとなると車内が少し長くなって寝れるのだよん。
フロントシートを思い切り前に出し、ヘッドレストを抜いて、目一杯リクライニングすると、少しだけ窮屈だけど立派なベッドが誕生。頭の位置になるセカンドシートの後ろ側にタオルや洋服を置いて、枕代わりとして、シュラフにもぐりこむ。一度も起きずに朝まで寝られます。登山用のサーマレストのような薄手のエアマットでもシートの上に引いたりするとさらに寝心地は良くなります。本当は、ブナなどの明るい広葉樹林の中のキャンプが一番好きだけど、レンタカーのときはこのパターンが多くなります。FF道具は事前にレンタカーの営業所に送って置けるし、風呂は日帰り温泉が今はどこにでもある。コンビニのお弁当もこのごろの競争で結構美味しくなってきていますよね。一般道なら道の駅、高速道路ならPAやSAなど、24時間利用できるきれいなトイレや洗面所もあります。地方のコンビニなども駐車場がひろいので隅っこで寝かせてもらえます。
そこのコンビニで買ったビールでも1本持って車に乗り込み、寝床を準備して、シュパッと運転席で缶を開ける時は何かいつもと違う感覚でどきどきします。手軽にしっかり寝れるので、レンタカーだと宿代をかけずに節約できるこのパターンが多くなってきたのです。（身長が175CM以上の人は止めたほうが良いかもね。174CMの私でそろそろギリギリです。）
