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まぐ ? まぐ ~ 不妊治療 もう一つの選択 特別養子縁組 ~

まぐ ? まぐ ~ 不妊治療 もう一つの選択 特別養子縁組 ~

子ども(特別養子縁組)を迎えるまで(1)

子ども(特別養子)を迎えるまで(1)


3年まち!?

不妊治療に終止符をうち
養子という選択を本気で歩みはじめた。

2度目の体外受精が失敗に終わってから
治療と同時進行で養子のことも調べてはいた。
調べてみると驚くことが沢山ある。
まずは 日本ではそうそう養子にできる子は
いないということ。
児童相談所に登録しても3年待ちなどはザラで
それどころか何年待っても一度も子どもの委託の打診が
ないということも多いというのだ。ひええ
もし0歳児で女児希望などとすると
可能性はほぼ0に近いそうだ。

不妊治療をしている頃
不妊の仲間同士の掲示板などで
もし妊娠できなかったら最後の保険のように
養子という道もあるよね なんて話したこともあったけど
とんでもない!!!!
養子を迎えるというのは不妊治療と同じ、、いやもしかしたらもっと
険しい道のりかもしれなかった。

もしこの日記を見て養子のことを考えてらっしゃる方がいたら
大きな声でいいたい。
子どもは本当にいません!!
簡単ではないです。
、、、、、と

里親認定

養子を迎えたいと本格的に行動をはじめた自分だったけど
調べれば調べるほど絶望的な気持ちになってくる。
子どもはいない、、、

いくつかの民間団体にも電話してみたりした。
「まず里親登録をとってきたください」
そう事務的に言われて切られたこともある。
日に日に不安と焦りが募ったけど
とにかく里親認定をとらなくては!と思った。

まず児童相談所に電話で予約をいれて
説明を聞きにいくことにした。
しかし電話の時点で児童相談所の方に
「もしかしたら思うような話にならないかもしれませんよ。
うちは斡旋所ではないのですから」と
釘をさされていた。
重たい気持ちだった。

ネットで色々と児童相談所のことを調べてみた。
すると児童相談所といっても各管轄の相談所によって
ずいぶん温度差や特色があり
積極的に里親に子どもを委託するところもあれば
里親登録の数はたくさんあり子どももいるのに
ほとんど子どもを委託しないといった所もあるらしい。
何故そういった差がでるのかは詳しくわからないが
各所長の考えに一任されることが一要因かもしれない。

そして電話で予約した日 児童相談所の担当の方とお会いした。

児童相談所のお話

児童相談所の里親担当の方とお会いした。
話の内容としては
・ここの管轄はわりかし子どもの委託がされているほうだ。
・養子縁組できる子どもも1~2年待ってもらえれば
 紹介できる可能性がある。
・ただし養子縁組だけを目的とされる方には登録を断っている。
 登録するからには子どもを迎えた後も週末里親などの
 短期里親活動をしてくれることが条件になる。
・子どもの年齢はたぶん小さい子を紹介できると思うが
 2歳未満の子は難しい。
・登録の申し込みは まず施設への研修が先でその後でないと
 申し込み用紙を渡せない。
というようなものだった。

児童相談所では乳幼児の委託はほとんどないということだった。
仮に乳児院に赤ちゃんがいたとしても
ある程度の歳(2歳くらい)になるまでは
後からでる障害などの有無を確認できないので委託しないのだそうだ。
何故なら障害があるとわかると返してくる里親などがいて
かえって子どもを傷つけることになるからということだった。
ネットで小さい子を望めば望むほど子どもに出会う可能性が
低くなると知っていたので
乳幼児にこだわりはなかった。
できたら3歳くらいまでの子どもだといいなと考えていた。
(これも今考えるとおこがましい考えなのだが(^^;))

短期里親活動をするということは
自分達の計画の中には全くはいってなかったというか
考えたこともなかったことだったけど
その活動をすれば 将来 養子縁組できる子どもを紹介してもらえる
かもしれない、、、だったらそれもやってみようかと思った。
施設研修をするので申し込みさせてくださいとお願いした。

施設の研修まで


里親認定の申し込みをするには
まず施設での研修をしてみて
それでも気持ちが変わらなかったら
申し込み用紙をお渡ししますと言われ
研修をお願いしていたのだが
なかなか日程があわず
(こちらはいつでも大丈夫だったのだけど
施設の予定が決まらない)
ずるずると1ヶ月半が過ぎていた。
翌年の2月に年に2回しかない里親認定の審議会があることに
なっていたので
なんとかそれまでに申し込みしたいのに
うまくいかない、、、(><)
研修→申し込み→家庭訪問→面接
ここまで済んでいないと審議会で
審議してもらえないのだ。
すごく焦っていた。
そんな12月のはじめにようやく研修が決まった。

ちょうど同じ頃
前に問い合わせていた別の民間団体(NPO)から
説明会の通知があった。
日程は施設研修の翌日だった。
まずは施設研修にいくことにした。









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