|
テーマ:山登りは楽しい(12018)
カテゴリ:アウトドア・キャンプ・登山
本峰で30分のランチ時間と相まって、段々混雑してくる山頂に別れを告げて下山します。 下山は別山尾根ルート。(登りとは大違い) でも・・・。進まない。(マジで全く。既に1時間経過) 過密というか、混雑というか・・・待ち続けます。 カニのよこばいだそうです。 ハシゴを下ると仮設トイレが見えます。仮設(というか昔からあると思われる)トイレ。 急激な天候変化(雷雨とかゲリラ雨)の時には使えそうです。 んで、すれ違いの登り方面。これまたスゲー渋滞。聞いてみると3時間待ちとか・・・(><)。 タテバイなので上部の一人が落ちたら下が巻添い。 (たまたま居合わせたヒトだから力量も分からんし、コレは登り切るまで待たないとキケンだね。) ココ、ヘルメット何かよりシュリンゲとカラビナあった方が有効そう。 平蔵の頭に向かいます。 登って、カニのタテバイ・ヨコバイ全景。 ココ。門って場所です。マップには危印が付いています。 で、前剱をPH。 ココでも渋滞発生。(15分程) 剱沢小屋で記念撮影です。(いや、終わったわ。) テン場で早速くつろぎます。 この日の夜は満天の★とならずしましま雲。 ---------- ---------- さて、最終日。この日は下山だけを考えれば宜しい訳でして・・・。 さぁて、朝食っす。 今回持ち込んだ文庫は「服部 文祥」さんの作品。 お世話になりました。楽しかったですよ~~。 おおっ。眺望が!!写真は白馬三山。 と思って、カールを見渡して歩くと・・・んんっ? おおっ!!クマっすよ!!良く見ると子供が2頭。距離直線にして150m位。 いやいや、最後はクマさんまでお見送りですか・・・。流石”剱・岳・っ!!” 間合いさえ取っておけば・・・。向こうに欲が無ければ襲ってはこないと思いたいです。 一応、小屋には目撃情報を伝えておきました。 ----- 乗越すと地獄谷に室堂が見渡せました。 コチラのテン場の方が居心地よさそうです。 雷鳥沢キャンプ場。 地獄谷はモクモク。 雷鳥荘に着きました。ここの温泉が目当てです。 ここでごはーんっ。(まだアルペンルートあるのでビール無し) 温泉1時間。談話室でマッタリ1時間。お世話になりました。 ミドリガ池と立山。 みくりが池。コレは綺麗だわ。 トロリーバス等を乗り継いで・・・。 国内最大の・・・。ドドーンっ。 黒部ダム。 立山さんに、ソフトクリームでさようなら。 ----- ----- 今年の元々の計画は、黒部下ノ廊下(皆で行ければ楽しかろう。と思っていた。)だけども、やはり中々理解されない。(キケンだから?)(キケンとは何ぞや?綱渡りがサーカスというヒトも居ればハシゴがキケンという尺度の違いは実に様々。)旧日電電歩道(下ノ廊下)と言えば、一般向けに整備を継続的に行っているルートで、未整備の上ノ廊下に比べてば各段に歩きやすいのに、キケンという概念から逃げられず計画そのものが立消えに。 盛夏の飯豊山縦走中に中止が決まって、縦走中に私自身のハイライトとしてチョイスしてみた。 欲張りパッキングからザック重量がかなり重くなった事から、北方稜線は諦め、歴史的に初登頂とされた柴崎測量隊の先峰・長次郎氏の辿った路をやってみたいと思い、どうせなら映画繋がりで「点の記」と「春を背負って」を繋げてみました。 特に、長次郎谷の上部はガレの度合いが半端ではなく、自分の下にも登山者(私の場合クライマーさん達)が居たので、そういう貰われ落石を防止すべく、右フェースをクライムして長次郎のコルに至りました。 北方稜線上は比較的踏み跡もしっかりしており、ルートファインディングに慣れたヒトなら幾つかのあるラインから読み取ることはできると思います。 いずれにせよ、整備されていないルートと承知して入るのであれば、全ては自己完結する様、自己責任である事を肝に銘じる。招きもしないのに勝手に現地へやってきてハイクを満喫する側としては自己満足で済むのでしょう。が、逆に受ける側としては事故が起これば救援にも回収にも手間がかかる。危険な山域に入山する場合にはアイゼン・ピッケルを使用するような場合に適用される「山岳保険」に加入することは、こういう登山をする者としての最低のエチケットですよねぇ。 ----- 今回の反省点としては、途中ガスに巻かれルートをロストした事。(迷ったら必ず戻る。この単純な事が実際には中々出来ない事。(欲かいて近道したという信念から抜け出せない)) 山容そのものは峻烈で強烈な険しさ。(穂高のように尾根根筋の岩稜というより、尖がったニードル系の険しさ)その中に雪のコントラストに相まって、たまに見せるお花の和み。 最大の懸念としては皆がそれぞれの目的で入山し、皆のヤマなので致し方ない事とは思いますが、あの超・渋滞と言える状態は何かしらの措置もあった方が良いかも? と思います。 マラソンレースでいう「足切り」なんかの制度もないので、誰でもどんな状態でも、どんな装備でも簡単に入山できる事は、ヤマを理解していない方へ受け入れる側がチエックする一手間が必要ありそうです。 タテバイ・ヨコバイに関して、長時間クサリ場の途中で停滞するような大渋滞にはばヘルメットより、シュリンゲとカラビナでお助け鎖に自己確保した方が、より安全な感じがしております。 今回は、お天気にも恵まれ、それなりに充実した内容になりました。ありがたいことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アウトドア・キャンプ・登山] カテゴリの最新記事
|