ちょいと、こまるなぁ。
何か、ラジオの周波数帯でA方式の局がFMのLow-Vへ引っ越すようなお話が報道されていました。確かにTVはVでも比較的高い周波数帯へ。お引越し。(いわゆる地上デジタル放送)で、現在中波として使用しているラジオをその空いたLow-VHFへ引越そうとしている訳さ。でもですよ。もしVHF帯へいってしまったら、ちょっとした山間や、高山等では聞こえなくなっちゃいますよね。基本周波数帯が高くなればなるほど、機器のアンテナに相当する部分が小さく、それで光の性質に近づいていくので、見える範囲でしか電波が伝導しないんですね。何かしら、マチバの便宜だけが先行して、全体のバランスを欠くような行動が多いと思います。AM方式やFM方式は変調の方法が異なるだけで、周波数帯はそのまま維持していただきたい。そう思うのですね。そういう点、衛星などから照射する場合はまるで、地上を照らす事と同じ事ですから機能的には十分に果たせる訳です。まあ、中波の放送設備は大掛かりな設備になるので、その辺の維持管理も大変だと思いますけど。偏った設備は大きな震災の時に全てダメになる可能性が高いです。そういう意味でも2ウェイ3ウェイにしておくのが良いと思います。身近な運用例。PS:(波長が長く、障害物でも回り込みよく伝わる)LF MF HF VHF UHF SHF(波長が短く情報量は多くなるが、伝わるのは見える範囲)LF→電波時計MF→AMラジオHF→単純には短波放送といわれるヤツVHF→FMラジオ 以前のアナログTVUHF→地上デジタル放送SHF→BSTV等