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2003年06月11日
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ブックローン・刊

 車の窓から捨てられた犬が、街を海辺をさ迷いながら、新しい飼い主に出会うまでのお話です。

この絵本には、全てに文字がなくデッサンでのみ表現されています。
著者のガブリエル・バンサンは、ベルギーのブリュッセル美術学校で学び
デッサンに専念していた時期が長かったそうで、そのデッサンを生かした作風で有名な方です。

* * *

* * *
ガブリエル・バンサン

この絵本を友達に見せた時の事を思い出します。
彼女の家にはビーグルがいて、子供のように可愛がっています。私とも仲良くしてくれるワンチャン。
時々、車で「山のパン屋さんに行こう」って二人と1匹で出かけたりしてます。

その友達が「捨てられる犬のお話だから、この絵本は嫌だな~」って言ったのです。

捨てられた犬の歩いて行く道程を描いた絵本だけど、最後はきっと幸せになってくれると
信じていたから、かしら?それほど後味の悪さを感じた事はなかった。
だから彼女の意見に、少し驚いてしまったわたし。
ひとそれぞれ、考え方・見方の深さが違うものなのだな~って感じた事がありました。

---
良い絵本で犬の絵本っていがいに少ないと思います。
その中で、この「アンジュール」と「どろんこハリー」が真っ先に浮かんできます。






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最終更新日  2005年06月17日 15時40分15秒
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