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西村書店&ミキハウス・刊
夏になったら紹介したいなと思っていたお話のひとつです。(四季を通して見れる絵本ではありますが。) 子供の頃から親しんできた グリム童話・ブレーメンの音楽隊のお話です。 年老いて追い出されたり殺されかけたりした、ロバ・イヌ・ネコ・ニワトリが出会い 自分達だって、まだまだ何でも出来ると、ブレーメンへ行って音楽隊に入ろうと歩き出します。 途中で泥棒の住む家を見つけた4匹は 智恵を出し合って泥棒を追い出し ブレーメンに行くのはやめて、その家で仲良く暮らす事にする。というお話。 * * * * * * ブレーメンの音楽隊 グリム (著) バーナデット・ワッツ(絵)ささき たづこ (翻訳) 私はバーナデット・ワッツの絵が大好きなんです。 どうして?といわれると困るのだけど とにかく見ていると安心するんです。 だからブレーメンの音楽隊の絵本は、ぜひバーナデット・ワッツの絵本でって思うのですが やはりこのお話には静かさのある絵よりも 老いた4匹の動物の寂しさや疲れ それに今まで飼うだけかって役に立たなくなったからとポイと捨ててしまうような 人間を負かしてしまう強さが欲しいと思う。 だから スズキ・コージさんの「ブレーメンのおんがくたい」をはじめてみた時に『あ、これだ!!』と思った♪ これは、私の子供の頃には見る事の出来なかった楽しいブレーメンの音楽隊。 動物達の寂しい姿に泥棒のこっけいさ、どれのページをみても 人形劇を見た時の あの空気が漂ってきて懐かしさがこみ上げてくるんです。 * * * * * * 三起商行(ミキハウス) グリム/原作 グリム/原作 スズキコージ/え 池田香代子/やく 他の絵本画家の描くブレーメンの音楽隊の絵本でお勧めしたいのは 「ハンスフィッシャー」の絵本。 一本の線から描き出される動物達が可愛いです。ハンスフィッシャーも大好きな絵本画家のひとり♪ こちらも静けさのあるブレーメンの音楽隊ですが 機会がありましたら ぜひ。 --------- 気がついたら25000hitしていました。どうもありがとうございます♪♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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